結果を出す手技療法のパイオニア

自彊術(じきょうじゅつ)体操205日目 肩の運動が多い理由は腱板の柔軟性を維持回復するため

発明者の中井房五郎氏を尊敬します。

当時から、中高年者が肩を痛める確率が多いのを予見されていたのでしょうか、肩の体操が多いのです。

私も救われる

私は昨年、腰の調子が悪くなり、あらためて自彊術を再開しました。簡単で効果も絶大な素晴らしい体操です。

雪国の欠点は冬期は屋外で運動ができませんから、この体操でしたら通年でできますのでお勧めです。

私は、腰の腰椎3/4番、4/5番に椎間板ヘルニア、腰椎4番すべり症、腰部脊柱管狭窄症がありますが、鍼や吸角や自己治療も続けて、調子が回復して来ました。

冬は体が硬く、少し気温が暖かくなってきて柔らかくなってきたの実感しています。

自彊術

習うには下記「公益社団法人 自彊術普及会」に問い合わせるか、書籍やYouTubeを検索して下さい。

なんちゃってでも効果抜群ですが、ストレッチ的に部分ではなく、全部を通してやるのが効かせるポイントです。

私のように正座をすると足首が痛い場合は、座布団やクッションを敷いてやります。

ホーム|公益社団法人 自彊術普及会

動画

肩の体操が多い理由

肩の靱帯、腱、腱板とか色々支えられて肩は広い動きをします。

第16動から20動まで、肩をブンブン回します。

16.17.18.19.20動は、上肢の運動です。腕や肩を健康に保つには相当な努力が必要ですが習慣になれば簡単です。

この動作で、肩周辺の筋腱に伸延性の刺激が入り、その反射で収縮する反射が起きます。

これを繰り返す事で、栄養が行きにくい腱や靱帯への体液の循環が促されます。

本当に素晴らしい動きです。

肩関節が悪い場合は、ぐちゅぐちゅ、ゴリゴリ言いますので、それが無くなるまで続けると、調子が回復します。

腱板断裂があっても、できる範囲で行うと、固まった動きや痛みが改善するはずです。

第16動(上下40回)直立して、両腕を同時に上下する運動

腕を振ると気持ち良いです。上肢に関節の痛みがあると関連して他の関節に痛みが出ます。続けると痛みが減り治ります。私はマウス腱炎が治りました。

第17動(左右前後10回)両腕を別々に、上下に回す運動

これも連動して腰への治療になります。腰が悪いと痛みが出ます。

第18動(前後10回)両腕をそろえて、同時に上下に回す運動

両手同時にやることで左右前後のバランスを学習します。

第19動(左右20回)腰をひねり回しながら、手で背部をたたく運動

大変重要です。肩付近は肩こりのポイント(肩井)へ、下の動きは胃腸のポイントを叩きます。(胃兪、胃倉)

第20動(上下20回)両腕を振って背部の上下を叩く運動

気持ち良いです。リズムに乗り肩と背中を叩きます。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。