O脚が進行し膝の痛みで来院中の患者さんです。膝が痛いけど散歩して良いの?との質問です。
変形性膝関節症
- 膝関節の軟骨が摩耗し、関節面が変形する病気
- 年齢、過去のケガ、遺伝、肥満などが影響して発症しやすい
- 膝の痛みや不安定さ、関節の動きの制限が主な症状
O脚
- 膝の内側の軟骨が減少し、膝関節が外側に湾曲する状態
- 歩行時に膝に不安定さや痛みが生じることがある
患者さんは調子が悪いと膝が外れる感覚があると言われます。
適切な歩行量
仕事では1日2000歩なので、休日は頑張って5000歩を越えるようにしていますと言われます。そこで質問がありました。
- 無理に5000歩を目標にせず、痛みや不安定さを感じる場合は無理を避ける
- 適度な休息を取り、膝への負担を軽減する
過度な歩行は膝に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。
普段の生活の範囲で十分です。
一般的な運動や健康法は限定的な効果
- 健康な人に対して効果があるかもしれないが、関節が損傷している人には効果が限定的
- 無理な運動は関節の状態をさらに悪化させる恐れがある
プロフェッショナルとの相談の重要性
標準では整形外科を受診されます。
ヒアルロン酸注射や、炎症がひどいならステロイド注射の処方になり、痛み止めのロキソニンやセレコックスの処方になります。
筋力まで管理することはありませんし、運動ならとジムで余計に膝を壊す人が後を絶ちません。
- 最適な運動や治療法を見つけるために専門家と相談が重要
- 専門家は患者の状態やニーズに応じて適切な運動プログラムやリハビリテーションプランを提案できる
- 症状の進行を遅らせ、関節の機能を維持することが期待できる
当院では
このような状況で、最適な運動や治療法を見つけるためには、私たち専門家と相談することが重要です。
当院では、変形性も含めてなるべく手術をしない選択ができるように治療施術を行っています。
痛み自体は特殊鍼灸で軽くできますが、基本となる筋力が向上しないと根本の解決にはなりません。
それを加圧リハビリ®で解決しています。
反応が悪い場合は、EMSを併用して下肢の筋肉を強制的に賦活させます。
O脚でも1年くらい行えば、元には戻りませんが改善します。長年染みついた歩行のクセがあるので、それが修正されればしめたものです。