結果を出す手技療法のパイオニア

解剖運動学に着目した独自の矯正法マニピュレーションとは

標榜してるところは多いですが、正確に行える先生は本当に少ないのが現状です。

私は関節包内運動の矯正に関しては黎明期より行っていまして、日本のトップクラスの技術を提供しています。

解剖運動学をベースとした治療で、脊柱管狭窄症で手術を考えていた女性、10年以上頑固な坐骨神経痛で悩んでいた男性、変形性股関節症で手術を考えていた女性、などなど有効です。(当院独自の複合治療)

多彩な症状に有効なので、お悩みの方は是非ご相談下さい。

現在は、カイロプラクティックやアクティベーターテクニックも融合させています。

カイロプラクティックとは

アクティベーター・メソッドとは

どんな矯正法なの

関節包内の関節面相互の運動、副運動を正す治療法です。

副運動とは関節の遊びです。

車のハンドルにも遊びがあります。扉やタンスの引き出しに遊びがあるように必要なものですが、これに相当する関節の遊びが狂うと色々な症状を呈します。

初期の基本的な考え方や手技は書籍「関節運動学的アプローチ」博田節夫著を参考にしました。

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戦後、戦前の日本古来の手技は否定され、アメリカのカイロプラクティックの手技療法がメインでしたが、日本で初めて西洋医学的にまとめられた手技療法書籍で当時の斯界は色めき立ちました。特に関連痛の図は素晴らしい研究成果です。

講習は

私は、1993年前頃に、京都にて「関節運動学的アプローチ」の書籍の執筆に参加された理学療法士の先生に習いました。

医道の日本社の紹介にて日本リハビリ研修センター主催の講習会を2クール受講しました。

後に、実際の治療の流れを知りたくて、著名なAKAの先生の治療を数回直接受けました。

その後、現在は

当初は素晴らしい治療と思われましたが、やはり解剖運動学矯正だけの技術で解決できない痛みは多数存在して、カイロプラクティックや他の手技との融合が良いと考えまして、細部は私が独自に開発したものです。

現在は全く手技も異なります。

この手技を、たくさんの柔道整復師や針灸師へ指導しています。

整形外科医の依頼にて研修医やPT・OTの先生方への指導も行いました。この整形外科の先生は仙腸関節や椎間関節に注射をして好成績を上げておられます。

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現在は、この書籍の考えも取り入れています。

理論

この手技の考えは、関節内の「滑り」「転がり」「回旋」などの関節包内運動がうまくいかなくなったときに痛みやしびれなどが起ることを地道な研究での統計を関連図にて実証したことです。

関節運動のCPP(close-packed position)やLPP(loose-packed position)がありますが、この運動体系は以前からアメリカの解剖運動学の書籍には記載されています。これが痛みと関連していると証明したことです。

端的にいえば脊骨の椎間関節・仙腸関節の歪や動きの低下を改善する治療法です。

この関節包内運動を改善する療法です。関節の異常はその関節の周囲ばかりでなく、遠く離れた部位にまで痛みを生じさせます。

仙腸関節(せんちょうかんせつ)

腰の中心にある仙腸関節は関節面が複数存在するので機能異常を起こしやすいのです。

そこから生じる痛みは全身に及ぶことが多いこと、特に腰から下肢にかけての痛みは、この関節の機能異常を原因としている可能性が高いことがわかっています。

矯正法の特徴は

長所は全ての年代に使用でき安全です。骨粗しょう症があっても可能です。

短所は個々の関節の矯正に向いていますが、単関節の矯正なので、全身の矯正には向いていません。上部頸椎には向いていません。(頸椎は独自技術で対応しています)

初回は治療後、動かなかった仙腸関節が動くようになるので痛みや炎症が出る場合があります。

それが何回も続くようなら手技や治療方法を検討する必要があります。

当院では

総合骨格矯正術の中で提供してます。

手技がどうであれ、患者さんに取って最良の結果を出すことが大切なので、仙腸関節の包内矯正もアクティベーターメソッドやカイロプラクティックも用いることがあります。

いかに患者さんに負担を与えない治療が最良と考えます。治療後、必要な方へは詳細なひずみやずれの説明をします。

勉強される方へ

この考えは、大変素晴らしく現在でも画期的な考えです。

矯正の成功の基本は、LPP(loose-packed position)の姿位が取れるかどうかにかかります。次ぎに正しい皮膚牽引ができ、関節へのアプローチができるかにかかります。

知恵の輪のようにどの順番でどう矯正をするのかが大切です。基本として上部離開、上方滑りは必須です。

難しいのは、そこにSacrum(仙骨)の変位もあるし、Pelvic(骨盤)の変位から、立位での下肢からの影響もからんでくるのです。

だから解剖運動学のみの矯正をしても再発を繰り返したり良好な結果が出ない場合があるのです。

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。