結果を出す手技療法のパイオニア

右手を上げられない無理に上げると肩に激痛が出る60代男性 腱板損傷・腰痛・坐骨神経痛の施術

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の67歳男性です。

手を上げられないと来院されました。まだまだ現役でバリバリ働かれています。

症状

かれこれ、数年前からの症状で、だましだまし使っていたと。

他に腰痛、と坐骨神経痛があります。

手を上げて頂く(前方挙上)と90度から100度で激痛が出て上がりません。手のひらを上向きにしても同じです。

詳しく診ると腱板が痩せています。既に断裂している思われます。

肩の上腕二頭筋腱部に圧痛があります。これは腱板断裂の代償性運動の結果です。

引用:図説 筋の機能解剖第四版

施術

漢方の六淫も考慮し、お腹から鍼施術を開始します。施術の終了後、上げられるようになりました。

当初、よくある上腕二頭筋腱部の炎症かと思いましたが腱板損傷でした。

切れた腱板は回復しませんが、独自の鍼で代償性の運動をしやすくしますので、なんと手が上がるようになります。

男性の高齢者では腱板断裂は大変多く、この施術法が大いに役立っています。

腰痛や坐骨神経痛も初回でしびれや痛みが殆ど無くなり喜ばれました。

施術例

相談例

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。