お薬を使わない手技治療のパイオニア 日夜技術の向上に努めています

耳介療法で気分が安定した60代女性 抗不安薬の代用になる可能性を秘めている

高山市から数十年通院されている患者さんです。現在は、手術後の体調管理で治療を行っています。

相談

こんな相談がありました。「抗不安薬を飲み続けいるのですが、止めるのも不安で何か方法は無いでしょうか」と。

デパス(一般名:エチゾラム)を必要量以上に長期間服用されていました。

処方した医師の見識を疑いますが、デパスは2016年まで向精神薬としての指定を受けておらず、処方制限がなかったために安易な処方が問題となりました。

現在、診て貰っている医師から「残念ながら中毒状態になっています。減薬してみますが、中止までは難しいでしょう」と言われたそうです。

薬害と言っても過言ではないですが、飲み始めは霧が晴れたように悩みが少なくなりますから、医者を信じている患者さんとしては、仕方無い面もあります。

現在、リーゼ錠(一般名:クロチアゼパム)を最低量と、加味逍遙散を服用されています。

あのまま、医師を替えずにいたらと思うとゾッとします。

こんな話をすると勝手に止める人がいますが、医師と相談しながら減薬して下さい。又は、精神科の専門医の診察を受けて下さい。

ちゃんと向き合ってくれない医師なら転医を勧めます。

抗不安薬も、ちゃんとした医師が正しい使い方で素晴らしい効果を出しますので、毛嫌いする必要はありません。

お薬では悩みは消えない

私も頓用でエチゾラムを使ったことがありますが、効果のイメージを簡単に言うと、頭の近くにあった悩みが離れて行く感じです。無くなりはしません。悩みは隣の部屋に居ます笑

根本的な解決は、村上宥快和尚さんの説法を読まれ、八正道に基づき心を丸くする自己確立しか無いと思います。

特に不眠が出てくると心の病になりやすいので、その場合はお薬で眠れるようにする事が大切です。

漢方薬も効く

漢方薬の、四逆散、加味逍遙散、半夏厚朴湯、抑肝散、酸棗仁湯などは心の状態を改善する漢方薬です。

新薬を服用するのがイヤな人は、まず、漢方薬から試されると良いです。

漢方薬は新薬以上に、使い手を選びますから、良い医者に巡り会うことが大切です。

当初は2週間毎に漢方薬を替えて合うのを探すのが普通です。効果の報告を患者さんも細かくしないと処方がぶれますから、その辺りが名医は上手です。

耳介療法

4.5年前から耳介療法に力を入れいてます。

鍼灸は抜群の効果を発揮しますが、刺入時に電気ショック(鍼の響き)が出ることがあり、その電気ショックで治す部分もあり、それが苦手で鍼を嫌がる人も多いのは事実です。

それを解消しつつ同等の効果を出せるのが、耳介療法になります。

発見したのが、フランス人医師のポール・ノジェ博士です。地中海地方の坐骨神経痛の民間療法がヒントだったそうです。

今回の患者さんへ、抗不安薬を飲まれていますから、50%くらいの効果が出るように調整して耳介療法を行いました。

翌日、電話があり、今までで最高に調子が良いですと言われました。

ポイント

プラセボ効果もあるかも知れませんが、ノジェ博士の言われるポイントがあります。

Valium Analog Point (Tranquilizer Pt) 抗不安薬ポイント(トランキライザーポイント)/Produces general sedation & reduces high blood pressure.一般的な鎮静作用をもたらし、高血圧を和らげる
(valiumバリウム=国内ジアゼパム)

ソマトトピー、somatotopy

ソマトトピーとはか、体性機能局在性、体部位局在性の事を言います。

手、足、などのポイントと関連している治療法がありますが、確実に証明されているのは耳介療法だけです。

体との反射が耳にありますから、大変ポイントが細かく治療時に本当に正確に行わないと正しい結果が出ません。

又、筆者や編者でポイントが違ったりして検証が必要な場合があります。

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。鍼灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。