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腰部脊柱管狭窄症の86歳女性、15年間に渡る針の上を歩く様な痛みが1度の治療で30%減る

下呂市から、姪御さんと来院されました。

姪御さん本人や、ご紹介した人々が良好な結果になったので、一縷の望みをかけて連れてこられました。

症状

過去、二度にわたる腰部の手術を受けられています。

一度目は失敗し、二度目は成功しました。

腰の痛みは消失しています。しかし、足裏のしびれは変化有りません。

辛い症状は、上臀部(お尻)の痛み、足裏のしびれです。

患者さんが、「いが栗の上を歩くみたい」と言われます。

狭窄症のしびれの表現は人様々で、「アリが這うようなしびれ」「ゴムが張り付いたような」「何かが張り付いたような」などあります。

検査

深部腱反射のテストをします。

今回は、膝蓋腱反射(L4)とアキレス腱反射(S1)を行います。

膝蓋腱反射PTR(patellar tendon reflex)が亢進しています。

悪い左側が、より亢進しています。

これはL4神経が、何らかの障害があることを示唆しています。

手術で患部の除圧は成功したけど、神経経路の状態が回復していないと推測できます。

脊柱管狭窄症の術後の症状としては定番です。

とある脳神経外科医によりますと、「長年圧迫された神経はカンピョウのようになって回復しないことが多い。」と言っています。

しかし、本症例は奇跡的に治療に反応しました。

治療

80歳代後半の年齢を考慮して治療を行います。

当院規定の腰部脊柱管狭窄症の治療です。

長田式無血刺絡療法と高濃度人工水素水浴を行います。最新理論のEMSも行います。

加圧リハビリは経過を見ながら実施の有無を判断します。

このような神経が興奮している症状には、鍼治療は無効です。

経過

二度目の来院の時に、「15年間悩んでいたけど、あきらめなくて良かったと。」言われました。

上臀部(お尻)の痛みは半分になり、足裏のしびれは30%減ったそうです。

地元の運動仲間にも、「○○さん、凄く姿勢も歩く所作も良くなっているわ。けなるいわ。」と言われたそうです。

飛騨弁【けなるい=うらやましい】

なぜこのような結果が出たのか

高齢の患者さんか、これほど治療に良く反応したのは理由があります。

週2回のプールでの歩行訓練、週1回のグランドゴルフを行っています。

このように、多少の痛みやしびれに負けずに運動を続けていたので、治療に反応した症例です。

又、お薬も脳へ作用する痛み止めが処方されていなかったのも幸いでした。

経過

2度の治療で、足裏の痛みは消失しました。

今は正座もできるようになりました。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
医療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。