結果を出す手技療法のパイオニア

肩関節腱板断裂の50代後半男性 独自の鍼灸で痛みは消失しました

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。お仕事が手を上げての作業が多いそうです。

2019年、肩が痛くなり、整形外科でMRI検査をして、左肩の腱板断裂の診断を受けています。

痛みもそれなりに馴染んできましたが、右手でかばって仕事をしていたら、両肩が痛くなり、紹介されて来院されました。

手を上げての作業がつらい

手を上げられます、バンザイはできます。

診ると、左棘上筋が痩せてしまっています。完全断裂です。それをかばうために右手を酷使しています。

完全断裂でも90度位までは上げられますから、右肩でかばい作業は可能です。

右肩の腱板断裂は確認できません。まだ大丈夫です。

棘上筋

左棘上筋、左斜め後ろから望む
左棘上筋、後ろより望む

施術

腱板断裂へは独自の鍼灸が抜群の効果を発揮します。

当院規定の方法を行います。肩甲骨裏面にある肩甲下筋へ、独自開発した特殊な刺針法が必要になります。

厳冬期でしたが、初回施術後、調子が良くて来院されませんでした。

そうしたら、1ヶ月半後に再び痛くなったと来院され、前回に取れきれなかった部分も合わせて施術を行いました。

その後は調子が良いようです。後日、同じ症状で苦しむ患者さんを紹介して頂けました。

仕事の無理で痛みは再び出ると思いますが、痛くなれば来院すれば良いのが分かり安心されています。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。