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両肩腱板断裂の70代男性 独自の特殊鍼法で肩がスッと挙げられるように

高山市で開業した時からの患者さんです。今では息子さんお孫さんも来院されています。

仕事は農業関連で、長年の肩への負担で断裂した模様です。

もともと、変形性腰椎症と腰部脊柱管狭窄症で、調子が悪くなり足がシビれてくると来院されていますが、今回はそれプラス肩が云々と言われます。

問診しますと、去年、肩に激痛が出て整形外科で診てもらいレントゲンとMRI検査をしたら、両肩の腱板断裂だと。但し全部は切れていないとのことだったそうです。

治療は、ヒアルロン酸の注射とリハビリになったそうなのですが、かんばしくなくてあきらめていたそうです。

部分的に切れた腱を丈夫にして行きましょうとのことなのですが、んーそれは無理ですね。切れた腱は丈夫にはなりませんし、元には戻りません。

意外に知られていませんが、整形外科医でも肩専門医じゃない場合は、MRI画像を読影しても正確な判断ができない場合が多いのです。

肩専門医を受診され、ダメなら手術ですよと言いましたが、手術後固定が1ヶ月ですよと言ったら、その後のリハビリが大変なんでしょって言われ思案されました。

とりあえず、腰と同時に、肩の独自の特殊鍼法を行います。

簡単に言うと神経図説のデルマトーム図の関連を考え、配穴します。

治療後、患者さんは「あれー?手を挙げても痛くない?」と言われます。

時間が経てば痛みが再び出ますが、10回位治療を行えば痛みが出ない肩になります。

残念ながら腱板が再生することはありませんが、痛みが無くなることにより、肩の可動性が回復し、周りの靱帯や筋肉で補強され、肩の痛みが無くなると考えます。

患者さんは治療の流れと計画を納得され、暫く通院されることとなりました。

以前、このような相談を受けましたが、去年、完成した新しい治療法なので、完全断裂の痛みも取れるかもしれませんが、治療してみないことには分かりません。

部分断裂は痛みは取れます。

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この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。鍼灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。