73歳男性です。
かれこれ、10年前から調子が悪くて、4.5年前から本格的にシビれてきました。
当初は、整形外科でお薬を飲まれていましたが、変化を感じられないので中止されています。相談しても手術しないと改善しないと言われているそうです。
腰部脊柱管狭窄症の人が何が辛いって、シビレが辛いのです。あのシビレは体験しないと分からないです。
私も坐骨神経痛の持病がありますから、辛さは理解できます。
治療
週1回の鍼治療と、週2回の加圧リハビリ®を行います。脚力自体も低下していて、当初は大変でした。
鍼は13回、加圧リハビリ®は26回行いましたら、なんとかシビレも多少改善してきました。
改善の変化が足踏み状態になったので、ここでYNSA(山元式新頭針療法) を使うことにしました。
次の来院時に、凄くシビレも取れましたと喜んで言われました。さすがの効果です。私も初回でこれほどの効果が出るとは、大変驚きました。
当然、頭皮針の前には耳針療法も併用して素地を作っています。
これらの色々な効果が相俟って、難治性のシビレも改善します。
患者さんは親の看病のため、おいそれと手術するわけにはいかない状況なので、この治療で改善する事が最適と思われます。
今後、後期高齢者になり、時間が取れるようになれば手術に向かうのでしょうが、やっぱり切らずに一生を終えれば一番良いです。
手術すればシビレや痛みが取れるはずなのですが、一定数変化の出ない人がいます。これは切ってみないと分からないのです。