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腰部脊柱管狭窄症の手術後の痛みや痺れへの治療 栄養状態も改善しないと症状が良くならない

腰部脊柱管狭窄症で手術をした後に色々な症状が出る場合があります。

訴えられる症状は、腰の踏ん張りが以前のように戻らない、腰のだるさが出るが多いです。

お薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(ロキソニン、セレコックス)、プレガバリン(リリカ)、メチルコバラミン(メチコバール)、経口プロスタグランジンE1(リマプロスト)などが処方されています。

手術前に痛みやしびれが強かったのが、手術で解消された後に出る場合がほとんどなのですが、下半身の弱さが露呈したための症状と考えられます。

手術前は痛みやしびれが強く、その症状が隠されていたのが手術後その症状がはっきりしたために、余計悪くなったとかそんなに効果が無かったという場合が多いです。

世界標準のメルクマニュアルにはこのように記載されています。

まず足腰を強くする運動すればいいのですが、既にその運動が効果が出るかわからない年齢、すなわち70歳以上になってますから、効果の出る運動ができるのかという問題もあります。

また、どんな運動したら良いのかも教えてもらっていない患者さんが多いです。

筋肉トレーニングで筋肉をつけるというのは大変難しいので、現在、体の負担を軽減して筋肉を付ける方法は加圧リハビリしかありません。

実際、患者さんで腰部脊柱管狭窄症を2度手術して変化がなかったのですが、手術後10年以上経ってから来院され劇的に的に改善された患者さんもいます。

何歳になっても良くなる可能性はありますが、通常はなかなか変化しにくいと考えるのが普通です。

痛みや痺れがあり、どうにかならないかと来院される方が後を絶ちません。

効果が出る場合や、効果が出ない場合、まあまあ効果が出る場合、色々な状況があって実際治療を続けてみないと分からないというのが本音です。

回数も数十回と必要になりますから、患者さん側にも根気が必要になります。

患者さんに聞いても、耐え難い痛みではないので再度手術をしようという気にはならないみたいです。

高齢者になるほど治療の反応が悪い方が多いですが、タンパク質の摂取が少ないからなのも一因です。

当院へ治療見えるで数回行い変化が無い場合は、タンパク質即ちプロテインを取ってもらうようにしますが、大体の患者さんは「食事はちゃんとしてますよ」と言われます。

空腹を満たしているという意味では食事をしているのですが、タンパク質をしっかり取って筋肉がついたり関節の栄養になったりする量を満たしてるかと言うと、そこまで取っている患者さんは居ません。

プロテインは意外に好き嫌いがあるので、嫌な方にはゼラチンを飲んでいただくようにしています。

高齢者の治療は患部の改善だけではなく、栄養状態の改善から考えないと症状の改善が得られない人が多いです。

すぐ来院できない遠方の患者さんの場合、まずプロテインを【1日30CC/20グラム】を毎日飲んで頂き、3ヶ月ぐらい様子を見ると少し体の調子が良くなると思います。

プロテインはホエイです。大豆のソイはそんなに効果はありません。

高齢者になるほど、栄養の吸収は悪くなり、お薬などの排泄は遅くなります。

糖尿病のある方は、プロテインに砂糖が入っている場合があるので成分を見て購入されると良いでしょう。

ぜひ試して下さい。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。