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母指CM関節症2回目 強度肩こり 坐骨神経痛 下腿のむくみ 自律神経失調症 40歳代女性

飛騨地方の患者さんで半年ぶりの来院をされました。

今回は、仕事上端末入力が多く、強度の肩こり、坐骨神経痛、下腿のむくみ、自律神経失調症との事です。

母指CM関節症

半年前に初診で診た母指CM関節症は、順調な経過をたどり触診上の変形もなく良好な状態となっています。

今回も当院で開発した特殊鍼治療をベースに行いました。

今後も当院で開発したストレッチ法を行っていくことにより悪化は防げると思われます。

強度の肩こり

強度の肩こりは、パソコンの端末入力が多いために発症したのですが、目を酷使するのも原因の一つと考えられます。

当院では患部のマッサージは行うことはありません。マッサージ自体その場限りで根本の解決にはならないからです。

肩こりは、自律神経の反射を正常に戻すことにより、患部の筋緊張は緩むことが分かっています。

また、その感じる肩こりは単純な筋緊張なのかを疑うことが大切です。殆どが自律神経の乱れで肩がこっていますが、強いマッサージを続けていると筋肉が線維化して余計に肩こりとなります。

実際患者さんも、肩を触っても極端な筋緊張はなく、これを肩こりだと言いマッサージすると微小な血管が潰れてしまい、それにより余計肩がこるようになります。

患者さんは、肩こりが辛い時にロキソニンを常用していましたが、女性の方に多いのですがロキソニンを飲むことにより余計体が冷えてしまうと訴える患者さんが大変多いです。

NSAIDs(エヌセイズ)と言う消炎剤に関しては、実は鎮痛剤では無いのです。捻挫とか急性期にはたいへん効果的ですが慢性疾患に漫然と使用するのは良くないのです。

血流を阻害することにより患部の痛みを感じなくするというお薬なので、当然血流が悪くなるので冷える寒くなるということを訴えるのは当然なことなのです。胃潰瘍は頻発しています。

痛み止めを常用することは止めましょう!

患者さんは肩甲骨の間に使い捨てカイロを貼ると非常に肩こりが調子いいと教えてくれました。

私も坐骨神経痛の患者さんに、痛み止めを常用するよりも、使い捨てカイロを上手に使うと痛みが本当に軽減することをお伝えしているのは事実です。

肩こりへは、自律神経を調整する治療を行い、当院独自の解剖運動学に基づく矯正を行います。

これで症状は良くなるのですが、変化がないとか、なかなか良くならない場合は他の原因を探る必要があります。

女性に多いのはタンパク質不足と鉄分不足です。

当分来院できないので、ポイントにソマニクスを貼付しました。

坐骨神経痛

患者さんは足の親指にしびれが出ると訴えられます。椎間板ヘルニアの可能性が高いと思われます。

ヘルニアがあっても手術が必要という患者さんも多くはありません。通常治療で十分対応できる場合が多いのであります。

治療は同じく解剖運動学に基づく強制法を行い、これも自律神経の調節を行います。

足の親指のデルマトーム支配神経は、腰神経4.5番なのでそれに対応する矯正を行います。

股関節の動きも坐骨神経痛側が悪く、詳しく見ると、1年2年じゃない古くから右側の股関節の動きが悪いようです。軽度の股関節インピジメント(FAI)です。

このように、坐骨神経痛であっても股関節の可動性が大いに影響する場合も多々あるので患部のみ診ていては解決しません。

仙腸関節の矯正の技術も年々向上しており、現在は動的仙骨のねじれを解消する矯正法となりましたので、今まで難しかった症状にも十分対応できるようになりました。

治療後はほぼ股関節の動きも正常になり、症状も改善するでしょう。

下腿のむくみ

患者さんは、鼠径部リンパ節を切除した既往があります。

下腿のむくみがなかなか改善しないということで、すでに内科でお薬を処方され、最近はそれが体に合いむくみにくくなっているそうです。

漢方薬とかも何種類も試したそうですが、諦めずにいろいろ内科の先生と相談して、お薬を変えてもらったりすることは大切な事です。

今回は高濃度人工水素水浴を行い、下腿のむくみを軽減することは可能で、継続して行うことが大切です。

自律神経失調症

自律神経の不具合は多彩な原因が考えられるので、この治療で良くなるということも少ないのですが、当院独自の自律神経の調節を行います。

鍼治療でも同じことは可能ですが、費用を安く抑えるために電気で対応できればそのようにする場合が多いです。

患者さんは自律神経失調のバロメーターである、「喉にピンポン玉があるような感じ」が一つの目安になりますが、お薬でずいぶん調子がいいそうですが、今回は色々な多彩な症状が出るということは、自律神経の調節が必要なので治療を行いました。

結果

治療を全て行い状態を観察すると、治療直後でありましたが非常に良好な反応が得られましたので、数日中のうちに調子が改善されると思います。

今回も多彩な症状に即応する技術のため保険外の治療となりました。

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。