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母指CM関節症の55歳女性、治療で親指は開くようになり痛みも半減、膝関節炎・外反母趾も改善し復帰できる道筋ができました

遠方からの来院ありがとうございます。東京都からお越し下さいました。

今後もお仕事を続けたいと強いご希望にて来院されました。

2日間の治療です。

来院までの状態

航空関係のお仕事をされています。

お客様の手荷物を、頭上の手荷物棚に上げたりするので手の負担が多いです。

着陸のハードランディングで、腰や首の負傷は数多く体験されています。

痛みをハッキリ感じたのが今年2月です。3月に整形外科にて母指CM関節症の診断を受けました。

装具と痛みが強いときだけロキソニンを頓用の処方です。

保存療法を3ヶ月行い、痛みが取れなかったら注射して、それでもダメなら手術になると言われたそうです。

左膝関節痛、両外反母趾があります。

手術をしなくても仕事に復帰するべく、ネット検索され来院を検討されました。

お仕事柄、お客様の前では装具を着けなくても痛みが減り仕事ができるのが目標です。

初検の状態

母指CM関節症には装具を着けられています。

手を使うときに気をつけていれば痛みも減りますが、不意の動作でCM関節に激痛が出ます。

関節炎に効果的と言われるエクエルを取られています。
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膝を深く曲げたりヨガのポーズで膝に痛みを感じます。受診された整形外科でレントゲン上、変形や異常は無かったそうです。

両足に外反母趾があります。

両股関節の開排運動による痛みが誘発されます。

頸部椎間関節の動きに引っかかりが認められます。

1日目の治療

異常緊張が無いタイプ

この患者さんの手指や前前腕筋の異常緊張はありませんでした。

20%くらいの患者さんが、異常緊張が無いのに母指CM関節症を発症しています。

この場合は、元々関節炎になりやすい体質と手の使い方に問題があったと思われます。

やはり膝関節炎も一緒に発症しています。

この自己リハビリをしても痛くないそうです。

当院規定の母指CM関節症の治療を行います。この治療が膝関節炎にも効果が出ます。

仙腸関節や腸腰筋の異常が膝関節炎を引き起こすからです。

前前腕筋の異常緊張はありませんでしたが、股関節の開排運動の異常がバッチリありました。

関節運動学矯正法を用いその場で開排運動の痛みは無くなりました。

仙腸関節への関節運動学矯正法や腸腰筋修正で回復させます。仙腸関節の動きの修正のみでは不十分です。

開排運動も正常になりました。股関節のFadirf・Fabere(Patrick)テストも正常になりました。

後は当院規定の母指CM関節症の治療を行います。この治療が膝関節炎にも効果が出ます。

関連痛は全身に及びます。

母指球筋に痛みが出る

母指CM関節症の患者さんで、治療にて指への負担が減ると親指が開くようになります。

そうすると母指球筋が働くようになり一時的に痛みが出る場合が多いです。

雑巾を絞る動作も痛みが無くなりました。

痛みの関連性

左膝関節炎、左母指CM関節症、両股関節開排制限が関連痛としてつながっています。

人間の80%は、左足に重心がありますので、それを勘案しての治療が必要になります。

左足の外反母趾が強いので関連性があります。

2日目の治療

1日目に出た母指球筋の痛みは無くなり、手を動かすのも不安が無くなっています。

母指CM関節症の痛みもぽぽ感じなくなっています。

膝関節炎の痛みは前日より良くなっていますが、まだ少し痛みがあります。

1日目に母指CM関節症、膝関節炎、外反母趾の治療と自己リハビリを行ったので色々覚えることが多いです。

2日目に復習すると疑問ややり方をしっかり学ぶことができます。

そのような意味合いもあり、遠方から来院される場合はなるべく2日間の日程が良いと思います。

母指CM関節症の自己リハビリ

この患者さんは前前腕筋や手指の異常緊張がありませんでしたので、CM関節の捻れや関節面を修正するストレッチを入念に学んで頂きました。

膝の不安には

加圧リハビリ(医療目的加圧トレーニング)を母指CM関節症に用いています。

患者さんは膝の今後にも不安を覚えましたので、立川市の加圧トレーニングを行われる整形外科の先生を紹介させて頂きました。

これで膝の不安は解消されます。

当院でも加圧トレーニング用ベルト販売は行いますが、2回来院が必要となります。

今後は

患者さんは短期間での回復を望まれていました。

ゼラチンやタンパク質摂取の仕方から、ナイアシンの効果の説明まで多岐にさせて頂きました。

まだまだ年齢もお若いので早期に改善するでしょう。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。