結果を出す手技療法のパイオニア

手術を勧められている変形性股関節症の87歳女性 治療によく反応し短期間で略治しました

女性の変形性股関節症はよく診る疾患です。

右側は10年以上前に発症し手術、人工股関節置換術(THA)で人工骨にしています。

人工股関節置換術

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来院動機

右側の手術時に指摘されていましたが、年々左側も変形してきました。手術は年齢的にしたくないとの希望です。

今後の展開を解説し、効果の有無は何回か治療しないと分からないけどやってみましょうと始めました。

症状

股関節自体は痛みがありますが、日常、大腿部、太ももの前と横に強い痛みを感じ、日常生活に支障があります。痛みのため股関節を曲げないクセが付いています。

治療

約40日間です。

【一診】鍼治療、高濃度人工水素水浴、腸腰筋治療を行います。

【二診】股関節の柔軟性が出できました。反応が良いです。通常は4.5回かかるのが普通です。日頃から畑で作業をされ体を使っているからでしょう。痛くても体を使うことは大切です。

【三診】同じく良い経過です。もっと効果を上げるために刺激を強くします。

【四診】三診の時に刺激を強くしたら、倦怠感が強く出たと言われましたので、刺激量を調整します。

【五診】股関節の痛みはまだあるけど、一番辛い症状が無くなったと言われました。驚く事には、股関節自体の痛みも少なくなりました。

今後は、痛みがひどくならないようにコントロールするために、定期の通院は必要になります。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。