結果を出す手技療法のパイオニア

小学生からの花粉症が改善してきた来た50代女性

春秋の花粉症でお悩みです。鼻や眼の症状へお薬を処方してもらい今まで過ごされていました。

8回の施術で体質も段々変わってきました。東洋医学の凄さを今更ながら実感しています。

何もしていないのに髪の艶やコシも出できて、かかりつけの美容師さんに褒められたそうです。

今年は、花粉症で毎年処方されるステロイドの目薬を使わなくても済んだそうです。飲み薬も試しに止めてみても大丈夫だそうです。

花粉症になって初めての体験だそうです。

改善するわけ無いと思われていたので、このような結果が出つつあり感激もひとしおのようです。

施術

全身の「気・血・水」状態を整える鍼灸を行い、合わせて刺絡療法を行います。

鍼灸とは(独自の特殊鍼法)

刺絡しらく療法(井穴せいけつ刺絡・頭部ずぶ刺絡・細絡さいらく刺絡)

花粉症などアレルギー反応は副交感神経の興奮が引き起こします。ステロイドを長年投与されていると反応は反転し交感神経の興奮となります。施術では、この見極めが大切です。

ご指導頂く稲舛茂俊先生によると、日本は現在、50%前後の人が副交感神経の興奮じゃないかと指摘されています。私も同意します。

日本人の体質の変化

昔(1965年~1980年)は高血圧で肩がパンパンにこって、挙げ句には脳溢血で倒れる人がゴロゴロ居てて、交感神経の興奮が花盛りだったのです。だから按摩マッサージでもグイグイ内出血するくらいの激しいのが好まれました。

当時血圧のお薬もありませんでしたから、内肩(膏肓穴)から血を取ることが当たり前のように行われていました。

モグリの人が訪問して、カミソリで傷を付け吸玉で血を取るのが日常風景でした。私の母親もやってもらっていました。

降圧剤のアダラード(ニフェジピン)が日本で発売されたのは1976年(昭和51年)です。

そこから日本で高血圧が無くなる歴史の始まりで、肩こりも減ってきたのです。今は高血圧も昔のように放置している人はほとんどいません。

現在の肩こりのほとんどが神経即ち心の使い方や眼精疲労(パソコン業務)が原因です。習慣性で、喫煙や飲酒と同じで揉んで貰う人はいます。

時代の変遷と共に、昔と施術方法が同じでは病気の人は治ってきません。ここ大事です。

そこを考えて施術をするようになり劇的に効果が上がるようになりました。

これからもより良い施術を患者さんに提供したいと思います。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。