頸椎椎間板ヘルニアが既往である女性です。
主訴は、手がしびれて物が握りにくいと言われます。
初検の結果、脊柱が左右に軽度の側弯を呈しています。これは椎間板ヘルニアを発症する人に共通する症状です。
針灸と脊椎矯正
針灸
鍼灸とは(独自の特殊鍼法) – 小又接骨院・鍼灸院(村坂克之)
背候診に基づく石坂流の鍼を行います。膈不利もあるので腹部から合わせて治します。
刺絡(しらく)
症状から自律神経のアンバランスが有りましたので刺絡療法が有効です。
刺絡療法(井穴刺絡・頭部刺絡・細絡刺絡) – 小又接骨院・鍼灸院(村坂克之)
脊椎矯正
2回目の来院時に、胸椎の歪みを治します。横隔膜の歪みが有りました。
解剖運動学に着目した独自の矯正法マニピュレーションとは – 小又接骨院・鍼灸院(村坂克之)
結果
1回の針灸と1回の脊椎矯正で、手のしびれや握りにくさはほぼ解消しました。
今後は首の状態をもっと良くして、頭痛や肩こりが解消できるように通院してもらう予定です。
患者さんが50代と言う若さがあったので早期に改善しました。
通常は「年齢✕2」の回数は必要になります。
たとえ首の症状でも、腰の仙腸関節を改善しないと頸椎椎間板ヘルニア由来の症状は良くなりません。