結果を出す手技療法のパイオニア

体がかゆい50代女性 ボディソープを固形石鹸に変えるようにアドバイスしました

高山市の患者さん、半年ぶりの来院です。

当院へ通院されるようになり、体調が崩れることがなくなりました。

背中へ吸角療法の施術中に背中が傷だらけでどうしたのかと聞いたら、風呂上がり体がかゆくてかゆくてたまらんと、就寝中に知らない間に掻きむしっていると言われます。

かゆいあるあるですが、血が出るまで掻きむしると落ち着くようです。

今回の患者さん

患者さんは「おじいちゃんが固形石鹸を使っているんやけど何でかなと思ってました」と言われました。

ボディソープが体を洗う標準だと信じられていました。

これこれしかじかとざっくり説明しました。

このアドバイスは100名以上にしていると思います。患者さんが、体がかゆいつながりで情報は広がってて知らない人もどこからか聞いてやってました。

原因までは分かりませんが、事実の積み重ねでこのような判断をしています。

自宅浴室で何日かテストすると、ボディソープより固形石鹸の方が洗い場の汚れが少ないので、皮膚も同じような現象が起きているのでしょうか?

ボディソープは洗い場に石鹸カスが溜まりやすいのは事実です。

当院の固形石鹸の情報

タオルも大事

一番ダメだったのが、ナイロンタオルでゴシゴシ洗われていましたので、それは止めるように強く言いました。

タオルは、ナイロンタオルが一番皮脂を取りますから、綿より肌に一番優しい絹のタオルを使います。ここ大事です!

量販店には置いてあります。絹と言っても漂白してありませんから、白では無く麻のようなベージュの色合いです。

私たちの世代はどうしてもタオルで洗いたい願望があります。

アトピーとかなら素手でも良いかなとも思いますが、意外にアトピーでも汚れた皮脂はしっかり洗浄して、その後にしっかり保湿が大切なのです。

だから、固形石鹸が強くこすらなくても、しっかり洗浄しますのでお勧めします。

ボディソープは、もし保湿成分が入っていてもかゆくなりやすいので注意して下さい。お勧めしません。

どうしても、洗浄と保湿は一緒には無理ですから。

洗浄と保湿は分けて考える

固形石鹸で洗って、風呂上がりに保湿です。

保湿は、濡れたままでベビーローションを塗っても良いし、拭いてからでも良いし、お好みでどうぞ。

お勧めできる保湿剤は、ケラチナミン、ヒルマイルド、ベビーローション、ユースキンA、ワセリン(順不同)などです。全て薬局で購入できます。お好みでどうぞ。

特に、冬は肩の横や後ろ側がカサカサになりやすいので洗いすぎに注意です。

それでも、かゆくなる人は、風呂に長めに入り、汗をかく、足裏、陰部、脇、股、だけ洗うことになります。

入浴剤もかゆくなりやすい

テレビで温まると宣伝してた温浴剤を購入したら、全身がかゆくなった80代の患者さんもいます。

意外な盲点なので気をつけて下さい。

温浴剤を使わず温まるのなら、流行しているマイクロバブルは本当に温まるので検討して下さい。

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。