結果を出す手技療法のパイオニア

両手足の痛みしびれを訴える71歳男性、治療が奏効しスリッパを履く感覚がよみがえり再手術は見送りになりました

下呂市から来院されました。

当院の治療が良く効き、杖が不要になった患者さんの姿を見て大変驚いたそうです。

来院までの状況

  • 7年前に腰部脊柱管狭窄症の手術を受ける
  • 5年前から膝から下にしびれが再び出てくる(左=右)
  • 去年、脳腫瘍が発見され2度手術
  • 変形頸椎症もあり、両手がしびれる(左>右)
  • 手術応需の整形外科を受診し、頸部に痛み止め注射、仙骨部硬膜外ブロックを受けるが効果無し

  • しびれと痛みに関してのお薬は、ロキソニン(消炎鎮痛薬)、メチコバール(末梢性神経障害改善薬)

  • 今年11月に腰部脊柱管狭窄症を再手術の予定

初検の状態

大変辛そうです。

足の感覚が無く、ご自身の運転では心もとないので、息子さんに乗せてきてもらいました。

表情も仮面様顔貌です。

歩行状態もヨチヨチ歩きです。

スリッパが脱げてしまいます。

治療内容

手のしびれは、頚髄神経7.8番、足のしびれは腰髄神経5番、仙随神経1番が関係しています。

長田式無血刺絡療法、高濃度人工水素水浴、を行います。

“長田式無血刺絡療法” の検索結果 – 小又接骨院 村坂克之 飛騨・高山・下呂

“高濃度人工水素水浴” の検索結果 – 小又接骨院 村坂克之 飛騨・高山・下呂

結果:しびれは60%低下しました

直後から歩行状態も改善しました。

足のだるさが無くなり、スキップができるほどです。

顔色もずいぶん赤味がでて、笑顔が出てきました。

外側脊髄視床路の賦活(活性化)

長田式無血刺絡療法の特徴である、外側脊髄視床路の賦活を行うと、痛みやしびれが劇的に改善します。

毎回、人間の自然治癒力に驚かせられます。

治る治療と気持ちの良い治療は目指す方向が違います。

即効性のあるタイプと時間のかかるタイプがありますが、初検で分かります。

2回目

スリッパが脱げなくなったそうです。大変喜ばれました。

2回目は、変形性頸椎症に対してより効果を出すために、ソマニクス療法をプラスして行います。

“ソマニクス” の検索結果 – 小又接骨院 村坂克之 飛騨・高山・下呂・白川

今後は、安定的治癒状態を維持すれば大丈夫です。

腰部脊柱管狭窄症の手術は、一旦中止となり様子を見ることとなりました。

引用:Dermatome (anatomy) – Wikipedia

引用:Dermatome (anatomy) – Wikipedia

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。