子育て中のママさんです。背中を筋違えたと来院されました。
原因は背中ではなく、頸椎、首にあります。
解剖運動学に基づく矯正法マニピュレーションを行います。一回で略治しました。
これは簡単な場合です。呼吸筋まで痛めた場合は違う治療法になります。
下部胸椎に影響を認められる場合は、横隔膜の状態を改善するべく治療が必要となります。
と言うことは、胸椎11.12番の動きを改善する必要になりますから、腰の仙腸関節を治療することになります。
矯正法マニピュレーションでも鍼治療でも、どちらの治療でも同じ結果が出ますが、診察で決定します。
そのような筋違いを起こす患者さんは、殆どが慢性腰痛を持っています。
どこまで治すのかは、患者さんの要望次第になります。