結果を出す手技療法のパイオニア

足関節捻挫の38歳男性 腫れと痛みは治療翌日に消失 的確な東洋医学で抜群の効果を発揮

誰でも痛めたことがある足首の捻挫です。

グギッとなって痛いです。重いはギプス固定も必要となります。

足専門医がいるほど足関節は難しい構造になっています。

原因

患者さんは散歩をしていて足がガクッとなって痛めたそうです。負傷2日後に来院されました。

症状

痛めた場所は足関節の内側の三角靱帯です。見た目で分かる腫れと圧痛、歩行時の痛みもあり軽い跛行(びっこ)も出ています。

治療

治療は、経絡に基づく遠絡の考えとデルマトームの考えを融合させた方法です。

経絡の流注の考えを本格的に取り入れてから、改善スピードが格段に早くなりました。

但し五行ではない六行の考えが必要になります。

消炎鎮痛剤も有効ですが

今回の患者さんの関節の腫れと痛みから、治療で変化ないようなら薬局で痛め止めを買い飲んだ方が早く治りますよとお願いしました。

ロキソニンなどの消炎鎮痛剤は、捻挫の初期に使うと腫れを長引かせないので積極的に使うべきですが、慢性疾患にずっと使うのは腎機能に負担をかけるのでどうかと思います。

翌日来院され、患者さんはキツネにつままれたような顔をして、「殆ど痛くないんです」と言われました。

このような短期間での改善が得られたのは驚きです。

人体の不思議に感動すると共に、東洋医学の素晴らしさを実感し、西洋医学との統合的な考えが、今後の痛みを解消するポイントになると思いました。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。