原人のような姿勢は、痛みをかばうためなので、高齢者あるあるです。
治療後に、患者さんが目をぱちくりさせ「あれー?あれー?真っ直ぐに立てる」と言われました。
症状
肩関節炎、片方に可動域制限があります。
腰痛、腰部脊柱管狭窄症と腰椎辷り症の診断を受けています。
両足の変形性膝関節症です。軽いO脚を呈しています。
満身創痍ですが、意外に高齢女性あるあるなんです。
経過は、整形外科を受診しましたが、痛み止めのエトドラク(ハイペンなど)と胃壁を守るレバミピド(ムコスタなど)処方されましたが、効果を感じられず胃も悪くなり中止しました。
何処へ行こうか思案され来院されました。少しでも改善すればの良いとの希望です。
治療
このような状態を1回でヨイショと良い方向へ向かわせるには、自律神経の治療が必要になります。
当院独自開発の特殊鍼法を行います。治療後、患者さんは痛みが減って大変驚かれました。
膝と腰は手術を勧めましたが、どうしても手術をしたくないとの希望なので、今後は特殊鍼法と加圧リハビリ®の併用で目的は達成できるはずです。
当院の評判は聞いていたと言われ、噂のゼラチン健康法の指導も希望されました。
膝の状態が良くないので、この患者さんは吸収の良いコラーゲンの摂取になります。
コラーゲンを摂取することでコレステロールを気にされていましたが、閉経後の女性はコレステロール値は上がっていくので、お薬でしっかりコントロールすることが、心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。
姿勢が悪ければ良くなるように体操やトレーニングをしましょうと言われますが、原因は全く別にあるのです。
体操運動をするなら自彊術を強くお勧めします。