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村上宥快和尚さん説法「釈尊の仏法に還れ(下)5/5:宗教家よ神理を体して往け 」

村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。

仏教関連の雑誌や新聞への投稿記事です。

宗教家よ神理を体して往け

八正道の思惟こそ仏法の解明の真実道、仏典を学ばぬ恩師から指摘、無学なればこそ正法を信じ得た。

人類調和の中核を目指すが日本人の使命、人は神の意志を体して出生、安らぎの世界具現へ心磨く。

物心一如

物心一如(ぶっしんいちにょ)=物と心は一体であること

大宇宙は物質と意識の相互の作用で、無限の過去より永遠の未来に向かって活動を続け、調和を目的として実動していることを知らねばならない。

釈尊は生老病死を基として仏法を悟られたのである。仏教学者は余り「生」に触れたがらず、老病死をいいたがるのがおかしい。

なぜ人間は、この現象界に生まれ出て来るのかの実情が分からないようである。魂(心)を磨く、そして調和(ユートピア)と安らぎの世界の建設をこの世に具現する神の意志を体して生まれ出るものである。極楽浄土の建設である。

病とは何か、神の意思調和に対する反作用だその反作用は心の在り方への警告だ。年をとる老は、物質の世界が意識の世界から照らし見られているその意志によって物質が循環を繰り返している姿。物質の次元が三次元四次元以上の高次元の支配を受けている世界である。

諸行無常の実態は物質循環の法則である。その法則は時々刻々として変化を続ける。私たち人生は永遠なる中の一齣にしか過ぎない。

しかし、ここで考えなければならないことは物質だけが循環を続けているのではないことだ。意識(心)もあの世という空間の世界と、物質の世界現象の世界と循環を続けているのである。

これが輪廻転生の実態である。

この転生輪廻と諸行無常の仕組みの秘密を現代宗教が解明できない。学問化され、化石化されたものにのみしがみついているのが現状であろう。

顕教だの密教だの大乗小乗の差別を比較対照などをしていないで大きく深呼吸をして、偉大なる神の心と同通している我が心を開示すべきではないだろうか。

私たちの意識が汚染されると病気となり、これが集団化すると天変地異となるのである。

私たち意識は、この世に生まれ出る時、子供の意識に変わるのだ。それはこの世という現象の世界、魂の修行の場であるので第一歩から修行ができるようになっている。

生まれ出て来るまでは男性四十二歳、女性は三十三歳という年齢意識であの世で生活をしているのである。

この世で四十になると意識は成長が停止するが、分別思慮が豊かになってゆく。

よく「色気は灰になるまで」などという言葉がある。私たちの生涯は永遠なる人生の一齣である。あの世は千年、千五百年であるが、この世は五十年か百年という短い修行の時間帯である。何故かというと六親眷属の魂の修行の輪番になっているのである。魂の兄弟たちがその修行の順番になっている。

この魂の仕組みは本体一人に分身五人、これが永遠無始の生命の仕組みである。魂や生命は宇宙の中で単体で存立しているものは一つとしてない。ミクロの世界も原子も核と分子から成り立ち、マクロの世界の実体も生命である。太陽と惑星との関連である。

私たちの生命の乗り舟である肉体は、この世限りで、また転生の過程では、白、黒、黄色の種な種族の体得を経て魂の修行を自ら選んで出て来たのである。貴賎貧富を選ぶのも自らの選定するところである。私たちの魂は、神の分身である以上平等なのである。同和問題の差別など、とんでもない過ちである。

釈尊はインドのカースト制度に対しても、またウパリを初めとする賎民(せんみん)などの差別を廃した。それ故に悟る自覚を持つ万物の霊長である人間は、出家とか在家などとは全く関係はないことを知るべきだ。

現に今、私と共に集う人々は在家が多い。

たまに寺院の僧侶も来るが学問化した仏教をなまじかじっているためか、八正道の実践仏教が理解しにくいようだ。心の偉大なる作用に取りつくまでに断念する人が多い。

八正道の実践によって阿羅漢になられた人も何人かいる。過去世の自覚を得た人は恩師高橋先生のもとで体験済みである。阿羅漢はインドの言魂ではアラファン、即ち阿羅耶識に通じた、過去世や実在界に通じた人ということだ。

ある画伯が私の肖像を描く約束をして参照に撮影をしたところ、過去世の生命が二重写しに出ているため、どうしても現世の状態が撮れなかった無意味であるとのことだった。

私たち地球人類の修行地、地球の年齢は、もはや熟年を迎えているのだ。これに伴う人類の意識も調和の時機に来ている。その人類が核爆発という凶器を持って権力闘争を繰り返しているのである。日本人は、核爆発の洗礼を受けた唯一の種族である。

その民族が、何故経済大国という栄華を与えられたか、この自覚が日本人にはまだできていない。

キューバに核のボタンを押そうとしたアメリカのケネディー大統領が何故天国に召されたか。なぜ中国に唐山地震が起きたか。数年前の、北方領土の日、ソ連の八十人余の核戦略戦術家がどうして一挙に天国に召されたか。これ以上、人類は愚かなことをしでかしてならないという、あの世、実在界の警告でなくて何であろう。

日本は、再び戦備をする時期ではない。

アメリカとソ連の調和を図るための、天与の経済大国なのである。自民を主体とする政体と社会主義との対立であってはならない。ここで人類調和の中核となることこそが日本人の使命であろう。

ソ連の食料不足も地震も戦力に対するセーブ警告だ。日本で起きる地震や火山の噴火も、人心へのあの世からの警告でなくて何であろうか。人類は皆兄弟であることは神の生命に帰一しているからだ民族同士が偏り戦争をしてはならない。

一人一人の転生-中国人、インド人、ソ連人、世界各国の国土に生を享けているのである。とすれば、世界の人類の根元は神の生命が根元であることが自覚できるではないか。

日本の使命を理解することにおいてユートピアへの道を切り拓かなければならない。

釈尊、イエス、モーゼの神理を体していかなければならない。

宗教家の使命は重、かつ大であろう。

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この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。鍼灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。