お薬を使わない手技治療のパイオニア|最良の治療を常に研究しています|小又「こまた」と読みます

ベーカー嚢胞の59歳男性、3回目の治療でも嚢胞は消退しませんでした、他疾患の影響も

遠方からの来院ありがとうございます。北海道からお越し下さいました。

3回目の治療です。

1回目、2回目の治療内容

ベーカー嚢胞の59歳男性、治療で正座は可能になりましたが嚢胞は消退せず半減まで、1ヶ月後に再来院されます

ベーカー嚢胞の59歳男性、再治療すれど嚢胞は消退しませんでした、2ヶ月後に来院されます

2回目以後

2回目の治療時に、整形外科を受診するようにお願いしまして、患者さんは地元の整形外科を受診されました。

検査の結果、45ccの関節液が溜まっていて5回排液されました。

2回目の診察時に下腿が腫れが発見され、急遽、血管専門医に転医して、深部静脈血栓症(DVT)の診断で3日間入院をされました。

深部静脈血栓症 – 06. 心臓と血管の病気 – MSDマニュアル家庭版

現在、エリキュースを服用されています。弾性ストッキングを常用されています。

エリキュース錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

弾性ストッキングが必要な症例とは?:下肢静脈瘤を正しく見極める |アルメディアWEB

今回の治療

膝前面にも腫れを認め、軽度の水腫(膝の水)もあります。

ベーカー嚢胞のある悪い方の下腿は若干腫れています。

治療内容

当院規定のベーカー嚢胞の治療を行います。

前回とは違い、腸腰筋の賦活を行います。

逆止弁(隔壁)は開いていた

1.2回の当院の治療で逆止弁は開くようになっていました。

これで関節包の前後交通路は回復しています。

2回目に腫れか余計にひどくなったようになりましたが、これは関節液が前後に流れやすくなった証拠でした。

治療自体は成功しましたが、元からある、膝関節の半月板損傷や深部静脈血栓症が引き金となり、膝の状態か悪かったようです。

半月板損傷は推察できましたが、深部静脈血栓症があったとは意外でした。

元々体力があったので

体力がある人は症状が出づらいことがあります。

患者さんも、軽登山が趣味で足腰には自信かあったそうです。

足腰が丈夫な人ほど膝裏に水が溜まりやすい傾向があります。

今後は地元の整形外科で、関節水腫を排液し、ステロイド剤やヒアルロン酸の注射で関節内部の炎症状態か収まれば良くなるでしょう。

私の力不足は否めない

患者さんには3回通院して頂きましたが、良好な結果を得ることができませんでした。

今回一連の治療で腸腰筋と下肢の関連もハッキリ分かったので、今後はより良い治療を開発します。

広告

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
手技治療においては臨床経験の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。