クラシックバレエを10年ぐらい続けている中年女性です。
バレエの足のポジション5番をプリエと言うそうですが、そこから次の動作で股関節に激痛が出ます。
何とかなりませんかと来院されました。
股関節ストレステストを行ったら、やはり陽性です。
女性に多い変形性股関節症初期(股関節インピンジメント=FAI) を判定する徒手スクリーニング検査を実施しています
初回は仙腸関節や腰仙関節の矯正法マニピュレーションを行いましたが、痛みは軽減するも、私の思い描く症状の改善度には至りませんでした。
そうなると原因がもっと奥にありますから、鍼灸の施術になります。
1回目で10から7の痛みに、2回目に7から5の痛みに軽減して大変喜ばれています。
元々右足が弱いと判断していますので、ある程度良くなっても、早め早めの治療施術が必要かと思います。
趣味であっても、それぐらいの年数を続けている方は、やはり生活の一部というか、生き甲斐になっています。
整形外科ですと、検査して異常が有っても無くても、痛かったら痛み止めを飲んどけとなります。
実際、痛みが取れなければ、股関節唇損傷だったら内視鏡の手術だとか、変形性股関節症だったら後々は手術とかになるわけですが、そうならないようにするのが当院独自の鍼灸です。
他院では実現できないと思います。