結果を出す手技療法のパイオニア

首こり肩こりがつらい70代女性 原因は背中に 独自の鍼灸にて改善しました

72歳女性で、首こり肩こりがひどくつらくて来院されました。

普段は、整形外科に通院されています。膝にヒアルロン酸の注射で通院されています。

以前、近親者の葬式に出席するために、どうしても膝と腰の調子を良くしてほしいということで来院され、当院の治療施術を受け嘘のように楽になったそうです。

高齢者の肩こりは要注意

その記憶があり、今回、首のこりや肩のこりが取れませんかと来院されました。

整形外科で電気(物理療法)をかけて貰っているようです。

当院の治療施術を行い、直後にはもう驚くほど楽になり、大変満足していただけました。

原因は、背中の起立筋の過緊張でした。起立筋がこぼうのように索状に固くなっています。

これは高齢者女性あるあるで、筋力が無くなり首や肩を支えるために背中の筋肉が緊張します。患者さんは背中の症状は一切訴えられず、首や肩がつらいと言われます。

骨粗しょう症があっても強いこり感を訴えられ、安易にマッサージを受けられて肋骨や背骨を骨折することが頻発しています。

頻繁な通院をしなくて良いように追加で小鍼刀を使いました。当院の小鍼刀は薬監証明取得済みです。

血圧管理

中年以後の首こり肩こりは、基礎疾患として高血圧が考えられます。

患者さんも高血圧の治療は受けていますが、自宅での起床直後の家庭血圧は測っていませんでした。

脳梗塞や脳出血で死にたくないのなら、起床直後のの血圧を測定してください。

家庭血圧を付け続けることによって、体調管理ができます。

最近の研究では認知症も高血圧が関係しているのが分かってきました。

マッサージや按摩も気持ち良くて良いのでしょうが、原因を治して貰わなくて、どうなのかなといつも思います。

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。