当院は、お盆も恒例で午前だけ施術していますので、帰省されたタイミングで受療される患者さんがいます。
2年前
2年前に椎間板ヘルニア(腰椎5番/仙椎1番)由来の腰痛で来院されました。その時の症状は、普段も痛く、運動後に強い腰痛が出で来院されました。坐骨神経痛も出ています。
施術を都合10回、そのうち脊椎矯正を1回、針灸を4回行い、症状はキレイに消失しました。
今回
今回、股関節と片側の足首が痛いと来院されました。
股関節は腰椎由来ですが仙腸関節の矯正で消失し、足首の痛みは、東洋医学の同名経絡の表裏関係で対側の手にポイントがありそこを施術します。
腰は触診で、仙腸関節や腰仙関節の動きが分からないと施術しても効果が出ません。この方法もコロンブスの卵的なことで、技術習得されれば何だそうなのか!です。仙腸関節は立体的に動くのです。
痛い患部への施術でも効果が出ますが、東洋医学がなぜ患部と違うポイントを使う理由は、関連ポイントで施術すると効果が何倍にも強くなり治るのも早くなるからです。
但し、効果が出るのはポイントが当たればの話で、外れた場合は単なる儀式になりますので、そうなると針灸は効かないと言われます。
東洋医学の理論が各世代の名人が書かれていますが、私はこうだったの話ですから、今に伝わるのは百科事典のようなっていますから、使いこなすにはセンスが必要になります。
どうしても経験年数が40年以上必要となるのは仕方ありません。私もようやく霧が晴れたように分かりつつあります。
腰椎椎間板ヘルニアの標準治療
腰椎椎間板ヘルニアの治療には、主に保存療法と手術療法があります。
保存療法
- 安静と生活習慣の改善: 痛みの急性期には安静にし、腰に負担がかからない生活を心がけることが重要です[1][3].
- 薬物療法: 鎮痛薬や抗炎症薬を用いて痛みや炎症を抑えます。慢性期には抗うつ剤や慢性疼痛薬を使用することもあります[2][3].
- 注射療法: 痛みを感じる信号をブロックすることで、痛みを抑える効果があります[2].
- 装具療法: コルセットなどを利用して腰の負担を軽減します[2].
- リハビリテーション: 温熱療法、電気療法、運動療法などを行い、筋力や柔軟性を向上させます。これにより、筋肉や関節の症状を改善し、二次的な障害を予防します[2][3].
手術療法
保存療法で改善しない場合や、運動障害が出ている場合には手術が選択されます。手術は、飛び出した椎間板を摘出し、神経への圧迫を取り除くことを目的としています。手術は、顕微鏡や内視鏡を用いて負担を軽減する方法が一般的です[1][4][5].
腰椎椎間板ヘルニアの治療は、ヘルニアの形状や部位、症状に応じて異なるため、専門医の診断と判断が重要です[1][5].
Citations:
[1] https://www.neurospine.jp/original27.html
[2] https://www.itoortho.jp/youtu_info/03.html
[3] https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200702/clinic.htm
[4] https://koshi-hernia.jp
[5] https://sagamihara.hosp.go.jp/sinryouka/sekitsui-center-hernia.html