結果を出す手技療法のパイオニア

小児より喘息がある60代女性 コロナ感染後1年治らない咳への刺絡療法

肩の関節炎と腰痛で来院され相談がありました。コロナ感染後も咳が治らない女性です。

症状

肩関節炎

半年前から症状があります。可動域の制限はありませんので五十肩ではありません。上腕二頭筋腱部と腱板の痛みです。

腰痛

ギックリ腰で整形外科を受診されていますが、既往症に喘息があるのにNSAIDsが処方されています?あれっ思いました。

患者さんに説明しました。

喘息

喘息は小学生の時になり、妊娠中に再び喘息となりました。

妊娠中に喘息となるのは漢方の「脾胃」の流れが悪くなるからです。ここにヒントが隠されています。

コロナに感染したら一年経っても咳だけが治らないそうです。起床時の喉のヒューヒューという喘鳴(ぜいめい)がひどいそうです。

お薬は処方されましたが余り効果を感じられないそうです。

施術

ぎっくり腰由来の腰痛は、仙腸関節や腰仙関節の動きを出す矯正を行えば治ります。

解剖運動学に着目した独自の矯正法マニピュレーションとは

カイロプラクティックとは

この患者さんの肩関節炎や喘息は副交感神経の興奮が原因なので、唯一調節できる刺絡療法を行います。

刺絡しらく療法(井穴せいけつ刺絡・頭部ずぶ刺絡・細絡さいらく刺絡)

1回の施術で腰痛と肩関節炎は治り、長年の喘息は2回の施術で朝の喘鳴が無くなりました。

患者さんは、喘息は一生付き合うものと思われていたので、施術の効果に大変喜ばれました。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。