結果を出す手技療法のパイオニア

外反母趾の50代女性 自己リハビリで足趾が動かない自覚ができ改善を目指します

遠方の患者さんです。愛知県から再びお車で3時間かけて来院されました。

前回、両手の母指CM関節症でしたが、既に物をつまむ動作の痛みは無くなったそうです。素晴らしい結果です。

今回は外反母趾で来院されました。

状態

10代からの外反母趾です。最近痛みも強くなってきたそうです。

それに連れて、下腿の痛みも時々出てきて、当院の外反母趾のリハビリ法を学びたいと再来院されました。

足の筋肉が動いていない足裏です。痛みが出ないように浮き指で歩く様になります。

施術

前回の母指CM関節症や背骨の側弯の施術も合わせて行います。

足の足底筋が働くように独自の鍼灸を施します。後脛骨筋が働くようにします。

自己リハビリ

自宅で行う自己リハビリの練習です。

私が見本を見せてやって頂くと、てんでダメ子さんでした。

親指と他の指の調和が取れていません。両第2.3趾が動きません。右第5趾が殆ど動きません。

これを認識できただけでも凄い事で、今後、自己リハビリを続けることにより、動くようになります。

当初、足指のトレーニングは疲労感が強く出ますが、長年の習慣を直すためなので頑張るしかありません。

手術はどうなの?

こと外反母趾に関しては、当院開発の自己リハビリである程度は改善しますが、手術も同時に検討した方が良いので、デルモ法などの流れや、足の外科専門医のリンクをご紹介させて頂きました。

但し、変形が終了すると痛み自体は無くなるので、手術まではと思案される人が多いのですが、膝や腰に不調があれば、足の踏ん張りが効かない要素が多分に含まれますから一度検討するべきです。

来院できない人へ

足指を強化する自己リハビリ法の資料を販売しています。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。