根性坐骨神経痛 心筋梗塞ステント治療後に神経ブロック注射が中止となるが治療で改善した症例

60歳代後半男性です。

腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛で、長年当院へ通院されています。

2年前に心筋梗塞を発症し、経皮的冠動脈形成術<PCI>を受け回復されています。

その後、血栓の形成を抑え血管をつまらせないようにする薬の投与が開始されましたので、腰椎ブロック注射は中止となりました。

経過観察後、このお薬の投与は終了となっています。

腰椎神経ブロック注射の中止

当院の治療で経過が良好になり、日常を過ごされています。

調子が最悪になれば腰椎神経ブロック注射を打っていましたが、PCI/ステント治療に注射の担当の先生から中止と宣告されました。

抗血栓療法中の区域麻酔・神経ブロックガイドラインによると【1C】なので実施しても問題ないようです。

但し、ワルファリンおよび類似薬についてはPT-INR が正常化していることを確認するとなっています。

その先生の経験上の判断なのでしょう。

困るのは患者さん

その患者さんは20年近くヘルニアと付き合っています。

昔は神経ブロック注射の名人の整形外科医へ時々行かれていましたが、その先生が廃業されるとのことで、色々探して今の先生で注射を受けられていました。

神経ブロック注射も連用すると段々効果が減ることが多いのですが、この患者さんはそのような現象は起きませんでした。

既に痛み止めは飲んでいる

リリカ、セレコックス、トラマール、と痛み止めには完璧な布陣です。

それで余り変化が無いので、よけいに辛いと言われます。

色々な治療を試す

色々な治療を当院でも試しましたが、この患者さんへベストに合う治療が中々見つかりませんでした。

通常、このような条件になると手術をお勧めしますが、患者さんは手術をしたくないと言われます。

瘀血に対する治療

20年以上も腰椎椎間板ヘルニアを切らずに過ごされています。

あらためて、患部や臀部の瘀血の存在に着目し吸角療法を行ったら、今までで一番経過が良くなりました。

他、数名にも試したら同様に良い結果を得られました。

神経痛様の症状で、瘀血があると長引き症状の改善が得られないようです。

当院の吸角療法は瀉血は行いません。

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。