結果を出す手技療法のパイオニア

外反母趾・膝痛・股関節痛・腰痛の40代女性 村坂ゴムバンド足趾強化法を学んで頂き加圧リハビリ®を実施しました

高山市から来院され、外反母趾のご相談でしたが、どうも色々症状があるようです。

問診で、外反母趾・膝痛・股関節痛・腰痛があるそうです。

外反母趾は進行しています。70代80代なら良しとしますが、んーと考え込みました。

整形外科へは時々通院され、装具も作られています。

膝の痛みには、下半身の筋力を付けることが重要だと情報を得て、スクワットをしたら膝がミシミシ音がするようになり、痛みも余計に強くなったそうです。

これは、筋トレあるあるです。

正しく順序を間違えずに行えば、筋トレとなり下半身の筋力も付きますが、自己流ではほぼ無理で、教えられる人もいません。

そうなるのは、私の様に膝が悪い人間が筋トレを考えていないからなのです笑

膝痛の人の筋トレは下記を推奨します。本当です。

これを続けると、膝の痛みが少なくなるのを実感されると思います。

股関節の痛みは片側のみでしたが、これも外反母趾をかばっての痛みです。対側の股関節の痛みとなっています。

腰痛は既に腰椎椎間板ヘルニアを発症しています。

ここまでの症状へは、鍼も併用するのが1番ですが、先ず加圧リハビリ®を提案しました。

外反母趾の悪い側は開張足にもなっていますから、下半身が満身創痍の状態です。

開張足 – Google 検索

開張足になるから外反母趾になるとも言えますし、外反母趾になるから開張足になるとも言えます。卵とニワトリと一緒です。

患者さんにはキツいことを言いますがと前置きをして「早目の手術を検討されるのが良いと思います」と進言させて頂きました。

現在、外反母趾の手術も日帰りや両足同時手術も主流になりつつあります。デルモ法は日本人が考案した術式です。

術後も翌日から立てます。外見は正常な足と全く同じにはなりませんが、捻れた親趾が戻り力が入るようになり、生活が本当に楽になります。

外反母趾の根本的な問題は、母趾の中足骨が捻れて力が入らないのが問題なのです。

飛騨地方は医療過疎地ですから、形成外科医や、足の専門医は居りません。

手術を行う岐阜市か富山市に専門医がいますので、地元の整形外科医からの紹介で受診することとなります。大切なのが、手術を行う専門医でないとダメです。

ここまで悪い状態の患者さんは久しぶりに拝見しました。

整形外科医も、その人の今後の人生を想像すれば、たやすくこのような道筋もありますよの提案はできるはずです。

なぜ、そのような指導や提案をしないのかと、非常に腹立たしい症例でした。

患者さんは痛みより、外反母趾の改善を希望されました。

実施前に、村坂ゴムバンド足指強化法の改善率の質問がありましたが、実際にやってもらわないと分からないとしか言えません。

健康保険が効かず自費になりますから、そのような質問が出るのも当たり前です。

継続通院されている人は、ほぼ全員に効果が出ていますが、来ない人はどうなっているのか分からないのです。

そこが悩みでもありますが、個人の施設では経験則でしか応えることができないのが実情です。

思案され購入を決定され、村坂ゴムバンド足指強化法を、私が手本を見せて一緒に学びました。

それで判明したのは、タオルギャザーを一生懸命やっていたのが幸いして、通常、外反母趾の人は第2.3.4趾は弱いのですが、患者さんの趾は動いたので、一筋の希望は見えました。

タオルギャザー – Google 検索

下半身の協調運動をやって頂いたら、テンでダメ子さんで、やはり日常から踵荷重になっており、足趾から股関節までの筋連結が上手くいってませんでした。

だから、膝も股関節も腰も痛いのです。これも、私のリハビリ法で順次解消します。

これから、加圧リハビリ®の通院と、自宅での村坂村坂ゴムバンド足指強化法を行い、どこまで回復するか楽しみです。

この症例ですと、加圧リハビリ®をやらないと、効果は半減します。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。