結果を出す手技療法のパイオニア

加齢性難聴/耳鳴りの60代女性 2回目 前回より効果が出て喜ばれました

遠方の患者さんです。広島県からお越し下さいました。

新幹線と特急ひだを乗り継いで来院です。2回目も一泊され2回の治療施術を行います。

全国各地から通院される患者さんの意気込みに応えなければと、感謝と共に今後も治療施術をもっと精進する所存です。

来院できない人へのアドバイスとしては、お酒(アルコール)はむくみを誘発しますので、耳の聞こえが必ず悪くなります。良くなるまで禁酒して下さい。/非っ常にキビシー:財津一郎風

来院のきっかけ

昔、令和2年に母指CM関節症で来院されました。

耳から時々ミシミシ音がしてて、当院で頸椎の矯正法マニピュレーションを行ったら、それが消えたそうです。

加齢性難聴/耳鳴りは、地元の耳鼻科を数件ハシゴしたそうですが、どこも加齢なので仕方無いですよーと言われ途方に暮れていたそうですが、ミシミシ音が消えたことを思い出したそうです。

それで来院されました。

前回の結果

耳鳴りは2日目の施術で消えましたが、当日中に元に戻ったそうです。

それだけでも凄い結果ですが、耳鳴りが小さくなり、鳴ってても気にならなくなって欲しいのが目指す目標です。

その反省を踏まえて、経穴(ツボ)の選択や、矯正法マニピュレーションを考慮します。

患者さんへの問診で、新しい発見がありました。やはり患部周辺の血流の改善が必要なようです。

今回

聞こえ、聴覚の入口である蝸牛(かぎゅう)神経周辺の血流を改善する目的で、鍼灸と矯正法マニピュレーションを行います。

耳周辺、側頭部、上部頸椎周辺(occ-C3)は当たり前ですが、漢方の【腎】を強化する施術も行います。

脳神経の第8脳神経(内耳神経,聴神経)へ効果が期待できるように施術も行います。

患者さんは元々、頸椎の椎間関節の隙間が少ないタイプなので、このような症状が出やすいと考えます。

その隙間を回復されるのは手技でしか実現しません。牽引は何の効果も出ません。

初日は、鍼灸と矯正法マニピュレーションを行いました。2日目は、鍼灸のみ行いました。

治療終了後、耳鳴りが遠くで鳴っている程度に回復して、前回より良い印象だそうです。

加齢性難聴/耳鳴りの施術で、バッチリ効くと、人によっては音に色が付いているようと感動されることがあります。

患者さんも、回数は必要ですがそうなるようにしたいと思います。

次回は、夏までに来院される予定です。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。