結果を出す手技療法のパイオニア

治療で8ヶ月調子が良かった60代女性 痛みは料理で言うアクと同じ 一気に取ると体が付いてこない

高山市の患者さんです。もうすぐ70歳になります。

10年近く通院されています。

今までは、矯正法マニピュレーションを行っていましたが、前回、初めて鍼灸治療を行いました。

そうしたら、8ヶ月調子が良く、今の8月に働き過ぎて調子が悪くなり来院されました。

こんなに調子が良くなると、こっちは商売あがったりになります笑

鍼灸の感想

鍼灸を行った感想を頂きました。

患者さんは「鍼灸をやってもらったら余計に調子が悪くなったんです、今回は矯正法マニピュレーションでお願いします」と言われました。

色々聞きましたら、鍼灸の瞑眩(めんけん)反応でした。簡単に言うと痛みのリバウンドです。

瞑眩 – Google 検索

人体の仕組み

人間は、長年の痛みは脳や血管の流れを自分で調整して痛みを感じにくくているのです。

それを治療で解消するのですが、一気に行うと、体の中で洪水が起きて、痛みを流す時に炎症や今まで感じたことが無い痛みも出ます。

痛みも料理で言うアクと同じです。

当院の治療では効き過ぎるので、瞑眩反応は出やすい傾向にあります。

それのサジ加減が本当に難しく、当院では鍼灸針も、メーカーは5.6社、太さやサイズも数知れなく用意しています。

無資格者がめちゃくちゃやって、その後の痛みを好転反応という言葉をよく使いますが、そのような間違えた使い方をされるのも困りものです。

患者さんは鍼灸に対してあまり良い印象は持たれませんでしたが、8ヶ月も来院せず調子が良かったのが鍼灸だったのに気づくことは有りませんでした。

私としても、解説して鍼灸を行うのがスジですが、嫌がる人に無理に食べさせるのも酷なので、今回は矯正法マニピュレーションを行いました。

治療後、患者さんは調子が良くなりましたと喜ばれました。

お釈迦様が言うように「人を見て法を説け」を実感した次第です。

当院は、治療法の手札がたくさんあるので、患者さんに最適な方法で痛みやシビレを解消するように務めています。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。