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小中学生の内くるぶし前の痛み(外傷性外脛骨)はO脚が完成すると痛みが無くなります

サッカーをやる小学生高学年から中学生に多発する疾患です。

今まで気づかれなかった問題です。

外傷性外脛骨 – Google 検索

土踏まずをサポートする足底板やサポーターを付けて、時期が来れば治ります。

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痛い間はコーチや監督と相談して練習量を減らすことになります。

私見ですが、サッカーをやっているお子さんの場合は、サッカー用のO脚が完成すると痛みが引くようです。

現役のサッカー選手でも、上手な選手はO脚の人が多いです。

ボールさばきを足で上手にしようとすると自然にO脚になります。

足首の柔軟性があれば発症はしないのでしょうけど、サッカーボールの操作で足首が丈夫になる時期にこの症状が出ますから、柔軟性と堅牢性とは相反しますから難しい問題でもあります。

関節や骨が柔らかいのから丈夫になる過程で起きる疾患なのです。

結局、その痛みが4ヶ月120日くらいしても全く引かないようなら、種目変更をしたほうが良いです。

どうしても、やりたいなら一旦痛みが引くまで練習は中止となります。体の成長を待ちましょう。

スキー競技(ジャンプ、アルペン、ノルディックなど)、アイススケート(フィギュア、スピードなど)では、O脚は不利になります。

面白いのは、スキー競技で足が真っ直ぐな子は自然と上手に滑走できますから努力を怠りがちになり、少しO脚のある子の方が努力するので、カメとウサギではありませんが、競技成績が変わることがあります。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。