ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の80歳男性です。
患者さんは痛みが激しく、若い人なら日帰り手術の名医も紹介しますが、今回はまず消炎鎮痛剤を処方してもらうように整形外科を紹介しました。
しかし、患者さんは痛み止めはその場限りでしょと言われ、当院の治療で治したいとの事です。
よって当院での治療を開始しました。
治療
治療期間は3ヶ月はかかります。2 or 3/週の通院。
マイクロカレント(微弱電流)治療と加圧リハビリが最適です。
痛み止めの内服や湿布は一切使用しません。
結果
50日で手首の尺屈(手首を小指側へ曲げる)の痛みは消失しました。
手首の回内回外(手首をネジのように回す)の痛みが少し残っていますが、予定通り、90日の治療期間で治癒すると思われます。
患者さんはゴルフを再びできるのを心待ちにしています。