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小学生の踵の痛み 仙腸関節の機能不全が原因 矯正法(マニピュレーション)で痛みは消失しました

小学3年生のお子さんが祖父母と来院されました。

症状は歩行時の片方の踵の痛みです。

MRIは異常無し

踵の痛みでMRIで異常がでることは考えにくいのですが、心配だから検査をしてもらったそうです。

成長痛ではない

通常、子供の色々な痛みは成長痛ですと言われることが多いのですが、それは治療する方法が無いからです。

踵や股関節の痛みは仙腸関節の機能不全が原因です。

膝のオスグッド病は、直接の原因ではありませんが、仙腸関節の機能不全を修正すると痛みは減ります。

治療

片方の踵の痛みでしたが、仙腸関節に対する矯正法マニピュレーションを行い、その場で痛みが消失しました。

関節面が変わるために

子供の場合は成長時に関節面が変わるために、機能不全が起きやすくなります。

そのまま湿布などで放置してても時間経過で痛みが消失する場合が多いのですが、人によってはそれがきっかけで特発性側弯が起きることがあります。

大人でも一緒

大人でも踵の痛みは第一に仙腸関節の機能不全を疑うべきです。

何事も、早期発見、早期治療が大切です。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。