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母指 CM 関節症の44歳男性、発病後早期に来院されたので最良の結果が得られました

遠方からの来院ありがとうございます。JRの利用で神奈川県よりお越し下さいました。

車中、海外から人が多くてビックリされたそうです。

初日は、11:15に飛騨古川駅に到着され来院されました。

到着が昼前後になる場合は遠慮無くご相談下さい。

来院までの状態

昨年12月下旬に痛みを急に感じて、本年1月に地元の整形外科を受診されました。

診断の結果は左母指CM関節症でした。

発症するのが若すぎるとの指摘です。

痛み止めの湿布を処方してもらい、装具の処方はありませんでした。

当院のブログ記事を読まれ、村坂ストレッチ法とゼラチンの摂取は始められています。少し変化があったそうです。

初検の状態

左の母指CM関節症です。グレードは1-2程度です。

患部が湿布でかぶれています。

お仕事はコンピュータ関連で、一日中キーボードを触っているそうです。

利き腕は左です。

キーボードの選択が大切

昨今、ノートパソコン本体の薄さを追求するあまりキーボードのストロークが無くなりタッチが悪くなっているので残念です。

キーボードはノートパソコンに見られるストロークの浅いのものは、手首や指を痛める可能性が高まります。

できるだけストロークの深いキーボードを選んで下さい。

キーボードレストという、キーボードの下に置き手首の負担を軽くするのがあれば尚良いです。

ノートパソコンなら外部入力でキーボードを接続すると良いです。

社内規定でキーボードの持ち込みがダメな場合は、担当の先生に意見書など書いてもらい持ち込みを交渉すると良いです。

キーボード入力のタッチの強弱は人によって違いますから、是非試してみて比較して下さい。

初日の治療

まだこじれてませんので、治療も順調に行えます。

この患者さんもやはり前前腕筋の異常緊張があります。

当院規定の母指CM関節症の治療を行いました。

治療も痛みは激減し大変喜ばれました。

仙腸関節と母指CM関節(村坂仮説)

関連痛の観点から、股関節の動きと母指CM関節の関連が臨床上あると私は考えています。

仙腸関節との関連です。

関節副運動の可否の検査を股関節で診ます。

患者さんは反対側にあたる右股関節の動きに引っかかりがありました。左も若干引っかかっています。

この徒手検査の感覚も独自なので中々紙面で伝えきれません。

この関連を解消しないと痛みがキレイにとれません。関節運動学矯正法によりすべて引っかかりを取りました。

患者さんも改善された変化がハッキリ分かります。

仙腸関節への関節運動学矯正法や腸腰筋修正で回復させます。

2018年に仙腸関節の動きの修正のみでは不十分だと気づきました。

開排運動も正常になりました。股関節のFadirf・Fabere(Patrick)テストも正常になりました。

  • Fadirf(ファディーフ)テストの動きは、膝屈曲位、股関節90度屈曲、内転、内旋、屈曲

  • Fabere(ファベーレ)テストの動きは、膝屈曲位、股関節90度屈曲位、外転、外旋、伸展

2日目の治療

2日目は翌日の朝一番に行いました。

母指CM関節症の基節骨基底部の関節面が飛び出た状態が、前日より少なくなっているのを患者さんにも確認していただきました。

痛み止めの湿布を2日ほど貼っておられませんので痛みがあると訴えられています。

痛みのリバウンド

鎮痛消炎剤の特徴で、血流を阻害することにより痛みを感じさせないような働きがあります。

ところが当院の治療は血流を回復し痛みを減少させますので、当初はかえって痛みを感じる場合が多いです。

これを痛みのリバウンドといいます。

腫れ痛みの元となるブラジキニンなどの発痛物質が、血流回復により流されることによって消失します。

しばらくの辛抱になります。

治療も終わり、自己リハビリもしっかり覚えていただいたので、今後症状がどんどん改善されることと思います。

関連痛の存在、改変引用:Dermatome (anatomy) – Wikipedia

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。