左母指CM関節症の62歳女性 Ⅳ期なれど手の外科医が手術を勧めず当院へ来院 自己リハビリを学び希望が見いだせました

遠方からの来院です。広島県からお越し下さいました。

新幹線と在来線の利用です。2日間の治療日程です。

来院までの状態

2年前に診断を受けました。

4.5回の関節への注射を受け、装具も付け様子を見ましたが変化は有りません。

今年になり手の外科医を受診しましたが、グレードはⅣ(4)期と診断されました。診た先生は手術は勧めないとの事だったそうです。

術式は関節固定術を行うとのことで、手が床に付けなり広げにくくなると(flat palmの制限)説明を受けられました。関節形成術の提案は無かったそうです。

ネットで当院を検索され来院されました。

初検の状態

左母指CM関節症です。親指がスワンネック変形を起こしています。

痛みは、いつ出るとは限らないそうです。CM関節自体も若干の腫れがあります。

前前腕筋の異常緊張があります。母指は柔軟性があります。

仙腸関節のコンプレッションテストは陽性です。関連痛が疑われます。

他、体の症状は有りません。

治療

当院規定の母指CM関節症の治療を行います。

初日

【治療内容】
1回で最大限の治療効果を出すために、これだけの治療が必要になります。

  • 母指CM関節自体の抗炎症
  • 損傷した組織修復
  • 外側脊髄視床路への神経促通
  • 関連する脊椎椎間関節や仙腸関節の副運動の可動性回復
  • 新しく開発した腸腰筋治療
  • 骨盤と肋骨の動的可動性の回復と立位体幹軸の修正
  • 患部の悪玉活性酸素除去
  • 患部の血流改善と上肢筋群の筋力向上
    • 独自サポーターの巻き方の習得
    • 自己チクチク法の習得
    • 正しいストレッチの習得

【使用する治療法】

  • 低周波通電/微弱電気通電
  • 特殊電気鍼治療(独自開発)
  • チクチク療法(長田式無血刺絡療法)
  • 解剖運動学に基づく矯正法
  • 村坂腸腰筋療法(仮)
  • パーマー式カイロプラクティック
  • アクティベーター療法
  • リアライン療法
  • 高濃度人工水素水浴
  • 加圧リハビリ(医療目的加圧トレーニング)

チクチク療法だけ痛みを伴います。

仙腸関節の関連痛も消失し、母指CM関節の痛みも改善しました。

2日目

母指CM関節の痛みは変化は有りません。腫れは若干消退しています。

初日同じ治療です。質疑応答を経て終了しました。

患者さんは、今後の生活に不安を感じられていましたが、自己リハビリはしっかり学ばれたので希望が出て来たと喜ばれました。

改善は月単位なので、焦らず怠らず自己リハビリが必要になります。

女性ホルモン?と関節炎

閉経前後に関節炎を発症する女性か多いのは事実です。

関節炎には女性ホルモンの減少が関連しているとの指摘もありますが、もしそうだったらホルモン補充療法を何故実施しないのでしょか。

答えが出ていないのは、一因であり主因ではないのですから、気にされる必要は無いと思います。

関連痛の存在、改変引用:Dermatome (anatomy) – Wikipedia

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。