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母指腱鞘炎(ばね指)の38歳女性、ばね指は他院へご紹介、徒手検査で判明した仙腸関節機能異常の回復治療を行いました

遠方からの来院ありがとうございます。長野県松本市からお越し下さいました。

安房峠の雪も無く順調に来られました。

来院までの経過

数年前より右肩痛を訴え、3年前に石灰沈着性腱板炎の診断で治療を受けました。

半年前より手を酷使して手根管症候群と診断を受けました。

親指の痛みを感じ、当院ブログ記事を読み、母指CM関節症と自己判断し来院を検討されました。

初検の状態

母指CM関節症ではなく、母指の腱鞘炎でした。

腱鞘炎は当院の治療は不適なので、長野県内の腱鞘炎手術も行われる整形外科の先生をご紹介させて頂きました。

注※2021年以後は、特殊鍼治療で改善しますが回数が必要になります。

治療

若いのに、肩関節や手に頻発して障害が起きるのは、根本的な原因が他にあると考えます。

手を酷使するとかの問題ではありません。

問診の中で、山登りも趣味で膝が直ぐ痛くなると訴えられます。

仙腸関節の機能異常の誘発テストを行ったらやっぱり異常を確認しました。

上肢の疾患の原因は腰(仙腸関節)か素因として有る場合が大変多いです。

仙腸関節の治療

当院独自の治療を行います。

開排運動も正常になりました。

機能異常の誘発テストです。

股関節のFabere(ファベレ)(Patrickパトリック)テストは正常になりました。

Fabere(ファベレ)の動きは、膝屈曲位、股関節90度屈曲位、外転、外旋、伸展。

股関節のFadirf(ファディーフ)テストはまだ異常が残っています。

Fadirf(ファディーフ)テストの動きは、膝屈曲位、股関節90度屈曲、内転、内旋、屈曲。

標準では90度となっていますが、仙腸関節の動きが誘発されないことが多々あり、90度以上曲げて検査をする必要がある患者さんも多いです。

通常治療では何回も仙腸関節に手技を加えますが、残念ながら取れきることはありません。

腸腰筋の治療

実は仙腸関節の動きの修正のみでは不十分なのです。

新しい腸腰筋の治療(非公開)を行い、Fadirfテストでの、そけい部の痛みも消失しました。

腸腰筋の異常が仙腸関節の異常を誘発している可能性を示唆する症例が多く見られます。

このまま中年になれば、変形性股関節症になっていたかもしれない症例でした。

今後は中年女性への股関節異常を早期に発見するスクリーニング検査を行いたいくらいです。

 

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。