ボルダリングは近年流行しています。達成感が味わえるスポーツです。
ヘバーデン結節は指の第1関節(DIP関節)が、ブシャール結節は指の第2関節(PIP関節)が、変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。
中高年の女性に多いです。
クライミング・ボルダリングのやり過ぎで発症する場合があります。
クライミング・ボルダリングと指の関節
指をフックの様に使い、壁面を登ります。激しく指に繋がる筋肉を酷使します。
この動作がヘバーデン結節やブシャール結節になる一つの原因です。
中年女性に多いのも、仕事でニッパやペンチなど握る動作が多かったり、指先に連続して強い力がかかると罹ります。
いくら酷使しても手指の筋肉は頑丈で回復が早く、年齢が若いときは一晩寝れば腱や筋肉の状態が元に戻りますが、加齢と共に戻らなくなります。
自分で、過緊張した筋肉や腱や靱帯を緩める事が必要になります。
クライミング・ボルダリングで指の痛みや変形が強く出る場合は、指の関節が弱いのが原因ですから、このスポーツが不向きです。
変形が落ち着けば痛みは無くなりますが、変形の予防法はストレッチのみ有効です。
疲労する筋肉
ヘバーデン結節に関連する「深指屈筋」
ブシャール結節に関連する「浅指屈筋」
当院独自の治療
外側脊髄視床路への治療にて痛みと炎症はすぐに消退します。
栄養状態の見直し
どうもこのような関節疾患になりやすいに人の傾向として、ゼラチンなどの結合組織物質の吸収が悪かったり、そもそも食べていない印象があります。是非、試して下さい。
指が90度まで反りますか?
反らないようなら、浅指屈筋や深指屈筋が固くなっています。
村坂ストレッチ法の紹介
違う症状でもこのストレッチ法で改善する可能性が高まります。