結果を出す手技療法のパイオニア

ベーカー嚢胞の50代前半女性、嚢胞は治療で消失、痩せてきた足やO脚も自己リハビリで改善、スクワットより足指が大切なのです

遠方からの来院ありがとうございます。三重県からお越し下さいました。

2回治療される日程です。

経過

現在まで、左五十肩、左股関節痛を経験されています。

人は健康のままでは年を取れません。私(村坂)も、2箇所の椎間板ヘルニア、膝の膝蓋大腿関節軟骨欠損、母指CM関節症など経験しています。

その後、左膝に違和感を覚え、整形外科を受診されました。

去年、左膝関節炎の診断でしたが軽微との事で経過観察となり、今年に入り痛みを訴えると、ヒアルロン酸の注射をしてもらいました。

膝裏に違和感を感じられて、腫れているのを自覚されました。

ベーカー嚢胞との確定診断はありませんでしたが、将来を心配されて来院されました。

状態

左ベーカー嚢胞があります。

大きさは3×3センチです。逆止弁が完成していないので、凸はなだらかです。

フーシェ徴候も陽性です。
Foucher’s sign: The cyst becomes hard with knee extension and soft with knee flexion;
フーシェの徴候:嚢胞は膝伸展位では硬く、膝屈曲位では柔らかくなります。

治療効果の判定は立位で嚢胞の圧が減ったかどうかになります。腹臥位での判定はダメです。

左脊柱起立筋が異常緊張しています。

よって、今まで左半身ばかり症状が出ています。

足指が曲がらない

患者さんは、当ブログをご覧になっていていました。

ベーカー嚢胞のある側の足指がしっかり曲がらないし、力が入らないと言われます。

これは一大事! 

歩行や所作の衝撃が直接膝に伝わり、膝を壊します。

悪化する前に来院されて本当に良かったと思います。

1回目の治療

当院のベーカー嚢胞の治療を行います。

股関節の回旋運動では左側に少し引っかかりがありました。

治療後、立位のベーカー嚢胞の腫れ具合は減少し、股関節の動きは正常になりました。

2回目の治療

治療前の診察で、左脊柱起立筋の異常緊張は取れています。

ベーカー嚢胞の凸の状態もなだらかになっています。

治療後は消失しました。まだ完全に逆止弁が完成していません。幸運でした。

村坂ゴムバンド足指強化法が改善のかなめ

足指の力が入らないと、これほど影響があるとは驚きです。

患者さんも弱い左足指の強化をすれば、驚くほど状態が改善します。

足指の検査をしたら、左足が2-5指が弱く、5指が全く動きません。毎回ですが、患者さんは大変驚かれます。

O脚になるのを心配される

患者さんのお母さん、おばあちゃんがひどいO脚だそうです。

少しO脚ぎみでしたが、将来が不安だそうです。

また、50を過ぎた頃から足がドンドン細くなってきて心配されています。

この悩みも、足指を強化すればキレイに良くなります。

村坂ゴムバンド足指強化法で、O脚は70代、80代でも改善する驚異の実績があります。

ゼラチンとゴムバンド

ゼラチンの摂取して、村坂ゴムバンド足指強化法をしっかり行って頂ければ、みるみる改善する事でしょう。

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。