遠方からの来院ありがとうございます。高知県から来院されました。
車で休憩を入れながら9時間かかったそうです。お疲れ様です。
経過
来院時、健側と比較すると若干腫れています。膝の裏も少し腫れています。水は溜まっていません。
去年、スケートボードの最中に膝を捻ってから調子が悪いそうです。
今年に入り、整形外科を受診され2回膝の水を抜きました。
膝の違和感が解消されなく、ブログ記事の村坂ゴムバンド足指強化法を行ったら、少し良くなり来院を決意されました。
痛いから使わない、使わないから筋肉が痩せる
今回の患者さんも、負のループに陥っています。
私も経験があります。痛いと使うのが怖いので、自然と使わなくなり、痛みが減るけど筋肉が痩せてしまう。
気づかれて、スポーツジムに通われ筋肉が多少戻って来たそうです。
トレーニングは日常動作に役立たないと意味が無い
村坂ゴムバンド足指強化法は、立位動作に係わる筋力をあっという間付ける事が可能になります。
トレーニング中は足がだるくなりますが効果は抜群です。
大きな筋肉から鍛えるのが定説ですが、ことリハビリに関しては足指から鍛えると効果的です。
治療
ベーカー 嚢胞(嚢腫)、膝に水が溜まる(膝関節炎)、左肩背の痛みかあります。
当院開発のベーカー嚢胞の治療を行います。
膝と股関節は密接な関係
患側の股関節の動きに異常があります。これが解消されないと、いつまでも膝の症状は治らないです。
解剖運動学矯正法と腸腰筋の治療になります。
腸腰筋の治療を行わないと再発率が上がります。
その場で痛みが取れて、開排運動も正常になりました。股関節のFadirf・Fabere(Patrick)テストも正常になりました。
健側の股関節の動きに腱の引っかかりが出ましたが、再矯正で無くなりました。
背部痛は頸椎と胸椎から
背部痛は頸椎と胸椎の解剖運動学矯正法で治ります。
ポキポキの矯正は不要です。
体幹軸を出すリアラインメソッド
間違った体幹軸をリアラインコアで修正します。
トレーニングでは体幹軸の修正は不可能です。
正しい村坂ゴムバンド足指強化法を
ブログ記事を見よう見まねでやったら効果が出たそうです。
事前に練習をしていたので、ご自身のどの指が弱いのかを自覚されていました。
弱い、2.3.4足指を入念に鍛えます。このタイプは人により全く異なります。
この辺りはコツがあり、対面で修正や覚えて頂く必要があります。
膝関節の隙間を広げる
この方法は記事にはしていないので、実技を通して方法を理解して頂きます。
患者さんは、普段からストレッチを行っていますので、飲み込みが早いです。
来院時には正座に痛みが出ていましたが、自己リハビリ直後には痛みが消失しました。
痛いので膝を曲げるのをためらっていたそうです。
続けることにより、膝の状態がドンドン改善します。
自己リハビリはサーフィンにも役立つ
サーフィンをやられていますので、足指の力は有りますがムラがありました。
男性に多いですが、力が入るけどバランスが悪いのです。でも、自覚ができないのが実情です。
村坂ゴムバンド足指強化法を実施することにより、ますますサーフィンの腕も向上するはずです。
幸い、膝関節炎が悪化する前の来院
患者さんは、幸運でした。
今の来院時点から、自己リハビリを実践しゼラチンの摂取をして頂くと、将来の変形をも予防できます。
村坂ゴムバンド足指強化法、膝関節の隙間を広げる自己リハビリ、ゼラチンの摂取を続けることにより、痛みが減り、豊かな人生を送れます。