結果を出す手技療法のパイオニア

尻餅をつき強い痛みの70代女性 耳介療法が奏功し驚くほど短期間で回復しました

調子が悪くなると来院されています。

今回は屋外で転倒してお尻を強打したそうです。痛みが辛いようです。

お尻の打撲の痛み

仙骨(お尻の割れ目部分の骨)部に神経が集中していますから、少しの痛みでも余計に痛みを感じるようになっているからです。

特に、尾てい骨の骨折となると、1ヶ月は地獄の苦しみを味わうことになります。痛み止めも全く無効です。とにかく辛いです。

尾てい骨が変形して痛みが続くようなら摘出手術を行います。

患者さんは、仙骨部のみの打撲で幸いでした。

治療

たくさん、お薬を服用されていて、痛み止めを服用したくないとの希望です。

負傷日からはマイクロカレント微弱電気治療を開始し、治療終了時は痛みも減少しているようでしたが、翌日に戻っています。

日曜日を休みも挟むので、ドライニードル的治療を行い、当日は痛みも無く過ごせましたが、やはり週明けには痛みがぶり返します。

手立てが無くなり、時間が痛みを取りますと説明しながら、耳介療法が除痛効果に優れているのを思い出しました。

耳介療法

アメリカ退役軍人病院(VA Hospital)でも結果が出た耳介療法です。

早速、耳を拝見しますと、なんと、坐骨神経、臀部のソマトトピー(体部位局在性)反射部分に血管が浮き出ています。

それも目標に、耳介療法を施します。

翌日には驚くほど痛みが減少し、私が体験したどんな治療より10日間くらい早く改善してました。

驚きの結果が出たと同時に、ソマトトピー(体部位局在性)反射の治療がこれほど効果があるのを改めて体験したので、もっと研究していきたいです。

人体は素晴らしい機能を持っています。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。