当院では、古い低周波治療器も修理しながら使っています。なぜでしょうか?
何時までも現役で使用できるのは、素晴らしい技術がある修理屋さんのおかげです。
物理療法
器械の治療を物理療法と言います。
当院では、
- 低周波
- 高周波
- 干渉波
- マイクロカレント(微弱)電流
- 超音波
- 赤色LED光線
- ハイボルト
- 高周波温熱
- ホットパック
- 遠赤外線
を使用して症状の改善を行います。
マイクロカレント通電には力を入れており11台使用しています。
低周波通電
低周波通電も極性で効果が違います。3つの通電方式があります。
- マイナス(-)通電は、痛みを消す方に働きます。
- プラス(+)通電は、筋肉や神経の働きを促進したり鼓舞するように働きます。
現在のマシンは殆どが交流タイプです。双極(プラス、マイナス)を交互に通電するタイプです。
一般向けは全て交流タイプ双極タイプです。
昭和30年代、低周波治療器が花盛りの頃、大学病院がこぞって研究され素晴らしいデータが多数報告されました。
脊髄通電の効果が抜群なのは、周知の事実です。
極性があると火傷の心配があると言われますが、やり方次第で、私は火傷の経験はありません。
2025年3月調べたところ、現在は双極タイプ交流が大半を占め、2社が極性出せる器械を販売しています。
鍼通電は鍼の腐食管理が大切ですが、現在は使い捨てが主流で太さ#3以上を使用することが推奨されていますから、折針事故はほとんどありません。
1社、極性を出せるマシンを発売していますので、今後購入したいと思います。
新しい器械も昔の器械の焼き直しが殆どなので、何周もするようです。