結果を出す手技療法のパイオニア

ゴルフ肘からテニス肘になった50代男性 痛みで仕事ができないので速効性の治療を行いました

調理関係のお仕事です。

ゴルフ肘(肘の小指側の痛み)は2.3年前から徐々に痛くなり、仕事柄こんなものかなと思われていました。

放置していたら、急にテニス肘(肘の外側の痛み)になり、包丁を使い、刺して抜くときに耐え難い痛みが出ます。

これでは仕事にならないと来院されました。

3D4Medical

治療

お仕事が立て込んでいるとの事なので、速攻性のある治療を行います。

通常は刺絡を行いますが、料理をされるので今回は行いませんでした。

マイクロカレント通電(微弱電流)を主体に行います。

それを全身に流し、鍼を患部や関連部位に行い、患部へもマイクロカレント通電を行います。

マイクロカレント(微弱電流通電)

現在、11台の専用装置を症状に合わせて使い分けます。通電感覚がありませんが効果は抜群です。強い刺激が好みだと良さが分かりません。

【解説】

生命を維持するのに必要な最小のエネルギー代謝であるATP(アデノシン三リン酸)=クエン酸サイクルを正常にすることが通電の最大の目的です。疲労、こり、痛み、痺れなどは、生命エネルギーであるATPが産生(ミトコンドリアの電子伝達の正常化)されないと症状の改善はありません。

30分の治療後、目に見えて腫れは引き、自発痛は減少し、手は動かせるようになりました。

患者さんは、良くなったと思い安心して使うと再び悪化するので、予防も兼ねて専用サポーターとソマニクス®を貼付します。独自のストレッチも覚えて頂きます。

ソマニクス® 岐阜県初の取り扱い医療施設になりました

2日後来院され、ウソのように楽になり助かりましたと言われました。

これは腱や骨の付着部の炎症なので、完全に痛みが取れるのには最低1ヶ月は必要です。

こじらすと3ヵ月から半年かかります。

標準治療の解説

通常は整形外科を受診されます。

投薬とサポーターにて改善は日にちだと言われることが多いようです。

現在はステロイド注射はほとんど行われません。注射直後は痛みは減少しますが、治りにくくなることが知られるようになったからです。

ゴルフ肘

上腕骨内側上顆炎 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版

テニス肘

上腕骨外側上顆炎 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。