結果を出す手技療法のパイオニア

視力低下の70代男性 独自の鍼でかすみ目は消失、見る景色のバランスは取れ、視力も回復途中です

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。

症状

視力低下を認識され、眼鏡を新調されました。しかし、余計に疲れて見づらいとの事です。

眼科を受診され、眼には異常ないとの診断です。かすみ目や、見た景色のアンバランスは加齢なので致し方ないとのご託宣です。

以前から、腰痛で時々来院されていて「夜間の自動車の運転が不安になり、電車移動を選択されたくらいの視力低下があるんだけど、鍼は効きそうですか?」と質問がありました。

鍼施術の目標

視力の向上です。かすみ目は改善する場合が多く、景色のアンバランスは患者さんの感覚なので改善するかは未知数です。

私自身の体験ですと、眼に効く鍼を行った結果は、景色の色が鮮やかに蘇るのは事実で、眼精疲労はその場で改善するので、大変驚きます。

鍼灸とは(独自の特殊鍼法) – 小又接骨院・鍼灸院(村坂克之)

施術

患者さんへは最初の10回は毎週の来院を促しました。多忙な中、段取りをつけられ11回続けて来院して下さいました。

鍼施術の病気への効く効かないの分かれ道は、当初続けての施術が効果の是非をキメます。最初のスタートダッシュが肝心です。

回数の目安は、50代なら早くに結果が出ますし、80代になれば倍以上回数がかかります。

施術を続けた結果、かすみ目は消失、景色のバランスは取れました。

視力回については視力測定は行っていませんが、以前の度の弱い眼鏡で日常は過ごせるように戻りました。

但し、自動車の運転は不安があるので、疲れるけど度の強い眼鏡を掛けられています。

健康食品の問題

今回の患者さんのように眼科的に問題が無くても、眼の症状の回復を願う人はたくさん居てて、健康食品も山ほど出でいます。

残念ながら、それほど効果があるものは存在しません。

様々な健康食品を継続することが良くないのは〝漢方の肝や腎〟に負担をかけるので、良かれと思って摂取する健康食品が結局、体の改善の足を引っ張ることになっています。

製品がエキスとか凝縮してありますと聞くと、効くような印象を持たれますが、逆効果の場合も多数存在します。

今後

今後は、2週間に一度の来院となり、もっと視力の回復を目指すと共に維持を目指します。

鍼施術で、眼に関連している〝漢方の肝や腎〟の状態を改善するとみるみる良くなるのは、施術していても驚く日々です。

このような症例を見ますと、漢方東洋医学の実力恐るべしと思います。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。