結果を出す手技療法のパイオニア

女性の腰椎椎間板ヘルニア 貧血があると治りが悪く再発しやすいと考えています

女性にとって貧血は大敵です。しかし、貧血で七転八倒の苦しみも無いので放置する人が殆どです。

貧血があると、全ての病状に対して治癒力が落ちると考えています。

今回、40代女性の腰椎椎間板ヘルニアの患者さんが2名立て続けに来院されました。

体格は細身です。体を使う仕事です。

神経学検査、SLRに異常が出て、MRIでもヘルニアを確認しました。

全身状態の問診で、貧血があると言われ、1名は血色素量が少なく献血もできないとのことです。

治療を行っても、反応が悪い印象です。

整形外科で投薬治療も受けられていますので、発症から2.3ヶ月で症状は落ち着きます。

ブロック注射は2名とも、1回はやったけど怖くて中止したそうです。

腰椎椎間板ヘルニアでも、痛み止めのロキソプロフェンなどを処方されますが、シビれ止めのリリカやタリージェも慣習で投与される先生が多いです。

今回の2名とも、ヘルニアの再発や再々発をしています。

元々の腰の状態が悪いと考えますが、やはり血液量が少ないと治す力が弱いと考えます。

貧血は内科ですが、どの科でも診て貰えますから、ちゃんと治療を受けて下さい。

貧血度合が改善されれば、痛めても治るスピードは早くなります。

鉄剤の吐き気

通常2~3週間で症状は改善しますが、ここで治療をやめるとまたすぐに貧血になってしまうのでその後個人差はありますが、数ヶ月飲み続けます。

鉄剤の副作用として、吐き気、胃痛、下痢などの胃腸障害や、まれに発疹がみられることもあります。 また便が黒くなることがありますが、あまり気にしなくても問題ありません。

ですが、このような副作用がダメなら、非ヘム鉄の市販薬を試して下さい。

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医師の治療を受ける時間が無い人は市販薬を試して下さい。薬剤師さんに相談しましょう。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。