73歳男性です。手術を提案されていましたが、家族の看病でおいそれと手術ができません。
20回の通院を経て、現在は維持の為に通院されています。
狭窄症は当院の施術が良く効きますが、あきらめなかった患者さんの熱意が痛みとしびれの病を退散させた症例です。
整形の治療が効かないからと来院される患者さんは多いのですが、ちゃんと治すのはこれくらいの施術回数が必要なことを知って下さい。
症状
5年10年前からの症状があり、2.3年前から悪化しました。当院では、本年3月より施術を始めました。
腰の痛みはさほどでしたが、両方のお尻からふくらはぎにかけての痛みとしびれ、足先のしびれが強く来院されました。
整形外科で、リマプロストアルファデクス錠(末梢血管を拡張させ手足のしびれや痛み冷感などの症状を和らる、腰部脊柱管狭窄症の定番のお薬)とケトプロフェンテープ(痛み止めのシップ)を処方されていますが、全く変化が無いそうです。
お仕事も自動車の運転をされるので、シビレ止めのリリカやタリージェは目まいの副作用があるので処方されていません。
施術
当院独自の鍼灸と加圧リハビリ®を行います。
毎回、来院時はびっこ(跛行)で来院されますが、終了後はスタスタ歩かれますが、どうしても元に戻ります。
施術回数は、15回を過ぎたあたりから急激に痛みが改善しましたが、しひれはあまり変化が出ません。
ここまで患者さんもよく頑張りました。
そこで、しびれのために治療を強化したら少なくなってきました。今では気にならない程度になりました。
現在
今はしびれはゼロではありませんが、しびれが出ても直ぐ収まるようになりました。
ここ数日前の雪で、急激に冷えたらしびれが出できたと来院されました。気候の変わり目は、どうしても痛みやしびれが強くなりますから、その時は施術が必要となります。
表紙引用:Lumbar spinal stenosis – Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Lumbar_spinal_stenosis