肩がこって頭痛がすると良く聞きますが、本質は上部頸椎へ付着している筋肉の異常緊張が原因です。
鳥海春樹先生(慶應義塾大学 環境情報学部 訪問准教授/医学部 漢方医学センター 非常勤講師)の講義を拝聴する事ができました。
頭痛薬
脳神経内科や脳神経外科の先生はお薬の限界はハッキリ分かっていますが、次の手段をどうするのかを提示できないそうです。
鍼灸のデータも少ないし、鍼灸師の技術の差がありすぎて、紹介も難しい実情があります。
リザトリプタン(一般名:マクサルト)
頭痛への鍼灸の効果
鳥海春樹先生のデータ、頭痛薬を3ヶ月お薬を処方されて変化が無い男女14名、施術期間は(12週間)週1回から月1回の施術、
- 頭痛の日数が5.6日から1.7日へ減少
- 頭痛の強さ(10段階VSA)が8.1から2.3に減少
先生は、鍼灸の素晴らしさを言われていました。
現状、鍼灸は健康保険治療に組み込まれていませんので自費の施術になりますが、3ヶ月も施術を受けると驚くほど痛みやつらさが減少するデータを提示されました。
諸外国では、西洋医学一辺倒の時代から、東洋医学も必要だとの流れになっています。
日本も、そんな日が早く来ると願いますが、大人の事情で不可能かなと思っています。
体が資本と考えと人は費用もいとわれず来院されますが、その日が楽になれば良いと考える人はどうしても理解して貰えません。
私の体験
私も捻挫や坐骨神経痛でロキソニンの効果を体験していますが、芯の痛みや残った痛み取れません。
その取れない痛みが一番つらいのが、鍼灸でさらりと取れるので、凄いなと日々思っています。
私たちができる事は、できるだけ回数を少なく治せば、負担して貰う費用も減らせるので、実現できるよう日々努力しています。
当院では矯正を先に
通常の頭痛は矯正で十分対応できますが、難治性のは鍼灸の方が効果的です。
解剖運動学に着目した独自の矯正法・マニピュレーションとは – 小又接骨院 村坂克之