40歳手前の30代の男性です。
サッカーでダッシュをしたときにバキッとなり肉離れを起こしました。
負傷翌日に跛行(びっこ)で来院されました。松葉杖が必要かなくらいの状態です。
施術
以前は、人工高濃度水素水下肢浴を使用していました。これも即効性があるのですが、どうしても温水の管理が大変で現在は休止しています。
今は、肉離れ用の加圧リハビリ®を行います。方法は当院独自です。加圧リハビリ®は医療系資格者しか行うことはできません。
それと、チクチク療法や、経筋の考えで赤外線LED照射を行い、2日後には普通にスタスタ歩けるようになりました。
当院の方法が、現在最速で改善すると自負しています。
やはり、西洋医学と東洋医学の融合が今後の医療のスタンダートになると思っています。
考え
今回の患者さん、負傷後直ぐに来院されたので、筋肉の内出血がしこりになりませんでした。ココがポイントです。
ところが、1週間後とか経過したからとか、痛み止めだけで過ごした患者さんは、筋肉の内出血がしこりになります。
これができると、再び肉離れを起こす確率が格段に高くなり、治りも遅くなります。
通常は、しこりに対して超音波照射で徐々に解消することを狙います。
人体の皮膚のバリア能力は素晴らしく、外的から身を守りますが、負傷したときにもバリアが邪魔をして治りを遅くします。
電気刺激の通電効率は、低い順に、TENS(低周波など)、IF(干渉波)、HV(ハイボルテージ)、鍼、となっています。
それを突破するのは、鍼しかありません。