結果を出す手技療法のパイオニア

ベーカー嚢胞(嚢腫) 1度の手技で腫れを収められる場合があります 長年の研究で実現しました

令和4年、2022年の5月に、ベーカー嚢胞(嚢腫)の腫れを、1回で収められる手技が完成しました。

嚢胞のできて年数が経過したのは難しいです。膝自体に炎症があると時間がかかります。実際にお体を拝見しないと判断できません。

逆止弁や水腫が戻る道筋を色々と探っていましたが、ようやく発見できました。

戻せる方法は無いとされていますが、長年研究をあきらめなくて本当に良かったです。

この手技により嚢胞はその場で消退する場合が多くなります。

ただし、長年患った人は再び腫れますので、手技を行った後に腫れが戻りにくくする当院の治療が必要になります。

回を重ねると腫れるクセが無くなりますから、段々小さくなってきます。

長患いの患者さんは、完全消失するかは未知数ですが、手技で膝裏の腫れが無くなるので、膝が曲げやすくなり生活が楽になります。

それだったら注射で抜けば良いのではとの質問がありますが、抜くのと戻すのでは予後が全く異なります。

注射は抜いても直ぐ戻ってしまいます。手技で戻すと、前回より腫れが少なくなる傾向になります。

1回でなんとかならないのとの相談があります。

1回で嚢胞は収められる場合が多いのですが、ベーカー嚢胞(嚢腫)自体の構造に個人差がありすぎて、再発するかは治療してみないと分からないのが実情です。

今までは患者さんの患部の状態次第で、嚢胞が収められやすい、収めにくいの差がありました。

この度、完成した手技では、確実に嚢胞が収められるようになりました。

これでもダメな症例は出てくるかもしれませんが、今の所、全例が消退しています。

ベーカー嚢胞(嚢腫)でお悩み患者さんはご相談下さい。治療は自費になります。

治療

治療内容

1回で最大限の治療効果を出すために、これだけの治療が必要になります。

  • 滑液包に柔軟性を出す
  • 外側脊髄視床路への神経促通
  • 膝関節自体の抗炎症
  • 患部の血流促進や体液循環促進

使用する治療法

  • 滑液包に柔軟性を出す特殊鍼法
  • 加圧リハビリ(医療目的加圧トレーニング)
  • 独自の逆止弁解放テクニックの手技

表紙はイメージです。
引用:Baker's cyst Wikipedia

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。