親指の腱鞘炎、ばね指で来院された、67歳女性です。
整形外科の注射や飲み薬や塗り薬では治らないだろうと判断され、当院へ起こし下さいました。
親指が曲がりません。無理に曲げるとコキンと曲がり今度は伸びなくなります。それが怖くて、普段は曲げないようにしているそうです。
治療は、確実に効果の出る腱鞘炎用の鍼治療を行いましたが、鍼を刺すときに痛みが無いのですが、鍼への恐怖心があり、他の方法でと懇願されました。
鍼しか効果が出ない場合は我慢を強いるのですが、当院では代替の方法があり、加圧リハビリ®と赤色LED光線治療を週2回行いました。
経過が緩慢なので、痛いですがチクチク療法(長田式無血刺絡療法)を使うことにしました。
そうしたら、みるみる改善して、親指の曲げ伸ばしのロックも全く無くなり全治となりました。
今までは、腱鞘炎手術の天才整形外科医へ紹介していましたが、それ以前にやる仕事があると実感しました。
ばね指になる原因は、患部の交感神経の害、異常興奮が原因です。
それを即座に解消できるのがチクチク療法(長田式無血刺絡療法)なのです。
患者さんにとっても、傷口が極小であっても手術は避けた方が賢明なので、もっとこの技術を洗練したいと思います。